スポーツ
Posted on 2019年05月08日 09:58

羽生結弦を苦しめる「休め」の声と、遠ざかる“実戦感覚”!

2019年05月08日 09:58

 世界フィギュアスケート国別対抗戦(4月13日閉幕)は宇野昌磨が3位と健闘したが、「主役不在」のせいか、イマイチ盛り上がりに欠けた。主役とは、もちろん羽生結弦のことである。

「羽生は3月の世界選手権に強行出場し、優勝を逃しました。当面は治療に専念することになりそうです」(体育協会詰め記者)

 羽生の今後について、気になる情報も交錯していた。

「まず、日本スケート連盟の対応がいつもと違いました。国別対抗戦に先駆け、羽生の欠場を伝えたところまでは同じですが、今回は『診断書が…』と言って、2、3カ月の治療期間が必要だと事細かに説明していました」(前出・体協詰め記者)

 右足関節外側靱帯損傷、三角靱帯損傷との診断結果が出されているそうだ。「2、3カ月の治療期間が必要」ということは、3月の世界選手権は完治しないままの強行出場だったわけだ。そんな羽生に対して、「しっかりと治してこい」と好意的も声も多かったが、故障箇所は平昌五輪前に痛めた箇所と同じだ。「右足首の痛みが慢性化しないか?」とも懸念されている。

「連盟が診断書を持ち出したのは、きちんと治してこいという意味だと思います」(前出・体協詰め記者)

 しかし、羽生の中には焦りもあるようだ。世界選手権でネイサン・チェンに敗れた悔しさもある。同時に男子フィギュアは「4回転半ジャンプはできて当たり前」の時代に突入しようとしており、同選手権で羽生はそれに失敗している。後輩の宇野は「5回転ジャンプに挑戦する」と意気込んでいる。5回転ジャンプができるのかどうかはともかく、羽生が後輩たちの猛追を感じているのは間違いないようだ。ネイサン・チェンは19歳、宇野は21歳だ。

「いっそ、19-20年シーズンは全休し、完璧に治してから仕切り直すべきとの意見も聞かれましたが、そもそも、世界選手権の敗因は故障ではなく、実戦感覚がなかったためです。本来の滑りができず、その焦りがジャンプの失敗につながりました」(関係者)

 休みすぎれば、実戦感覚はさらに遠のいてしまう。フィギュアスケーターとしてベテランの域に入りつつある羽生にとって、今年のオフは、気持ちの切り替えができなければ、治療に専念できない期間となるだろう。

(スポーツライター・飯山満)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月13日 12:45

    衝撃的なトレードを成立させたのは、横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークス。両球団が「山本祐大と尾形崇斗、井上朋也の交換トレードが成立したこと」を発表したのだ。「DeNAは山本という正捕手の放出、それもシーズン中のトレードだったの...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク