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記事全文を読む→羽生結弦を苦しめる「休め」の声と、遠ざかる“実戦感覚”!
世界フィギュアスケート国別対抗戦(4月13日閉幕)は宇野昌磨が3位と健闘したが、「主役不在」のせいか、イマイチ盛り上がりに欠けた。主役とは、もちろん羽生結弦のことである。
「羽生は3月の世界選手権に強行出場し、優勝を逃しました。当面は治療に専念することになりそうです」(体育協会詰め記者)
羽生の今後について、気になる情報も交錯していた。
「まず、日本スケート連盟の対応がいつもと違いました。国別対抗戦に先駆け、羽生の欠場を伝えたところまでは同じですが、今回は『診断書が…』と言って、2、3カ月の治療期間が必要だと事細かに説明していました」(前出・体協詰め記者)
右足関節外側靱帯損傷、三角靱帯損傷との診断結果が出されているそうだ。「2、3カ月の治療期間が必要」ということは、3月の世界選手権は完治しないままの強行出場だったわけだ。そんな羽生に対して、「しっかりと治してこい」と好意的も声も多かったが、故障箇所は平昌五輪前に痛めた箇所と同じだ。「右足首の痛みが慢性化しないか?」とも懸念されている。
「連盟が診断書を持ち出したのは、きちんと治してこいという意味だと思います」(前出・体協詰め記者)
しかし、羽生の中には焦りもあるようだ。世界選手権でネイサン・チェンに敗れた悔しさもある。同時に男子フィギュアは「4回転半ジャンプはできて当たり前」の時代に突入しようとしており、同選手権で羽生はそれに失敗している。後輩の宇野は「5回転ジャンプに挑戦する」と意気込んでいる。5回転ジャンプができるのかどうかはともかく、羽生が後輩たちの猛追を感じているのは間違いないようだ。ネイサン・チェンは19歳、宇野は21歳だ。
「いっそ、19-20年シーズンは全休し、完璧に治してから仕切り直すべきとの意見も聞かれましたが、そもそも、世界選手権の敗因は故障ではなく、実戦感覚がなかったためです。本来の滑りができず、その焦りがジャンプの失敗につながりました」(関係者)
休みすぎれば、実戦感覚はさらに遠のいてしまう。フィギュアスケーターとしてベテランの域に入りつつある羽生にとって、今年のオフは、気持ちの切り替えができなければ、治療に専念できない期間となるだろう。
(スポーツライター・飯山満)
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