スポーツ
Posted on 2019年05月07日 17:59

今年も打てないトラ打線!矢野監督が証明した「前任者は悪くない」

2019年05月07日 17:59

 背伸びをしないことが大切なのかもしれない。矢野阪神がルーキー・近本の逆転3ランで3連勝を飾ったのは4月25日。この日、目立ったのは勝負を決めた近本光司だが、4番・大山悠輔を評する声も多く聞かれた。

「矢野燿大監督が一貫して代えなかったのが、4番の大山。一時期は打率2割を切り、阪神の開幕ダッシュに失敗したのは、大山の不振だと言われていました」(在阪記者)

 打撃も上向きになってきたとはいえ、打率はまだ2割6分1厘。本塁打6は物足りない(5月6日時点)。打線の軸である4番が奮わないせいもあって、今年もトラ打線は湿りがち。そのせいだろう。ヘンな同情の声も聞かれるようになった。

「チーム打率は2割4分1厘(リーグ4位)、総本塁打24は下から2番目。昨年は『打てない』とあれだけ酷評されましたが、それでも打率は2割5分3厘で、今年の現時点での阪神よりも打っています。要するに、誰が監督になっても、阪神打線は打てない、と。チーム低迷の責任を取った金本知憲氏に同情する声も出始めました」(前出・在阪記者)

 同情論だけなら笑い話なのだが、指揮官を代えてもチームの成績が上らないとなれば、ドラフトでの選考法や外国人選手などの獲得基準から見直さなければならない。特に外国人選手に関しては深刻で、先発での2ケタ勝利が確実視されていたガルシアが不振で二軍降格となり、新加入のマルテは故障で出遅れ、4月29日にようやく一軍に昇格。5日のDeNA戦でマルチ安打を放つなど徐々に存在感を示し始めてはいる。が、矢野監督の大山を4番として育てたい気持ちもわかるが、さらにチーム内競争が激化すれば、チーム打率も違ってくるはずだ。

「矢野監督は選手を萎縮させまいとして、試合中、選手がヒットを打つと大げさなくらい喜んでみせます。勝っている時はベンチのムードも盛り上がりますが、打てない時はその反動で一気に沈んでしまいます」(プロ野球解説者)

 矢野監督が選手に気を遣っているようだ。阪神が打撃低迷のトンネルから抜け出すまで、もうしばらく時間が掛かりそうだ。

(スポーツライター・飯山満)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク