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応援歌「お前」自粛騒動で批判が殺到する中日の“踏んだり蹴ったり”

 世の中、どうでもいいことで揉めることがよくある。中日ドラゴンズの応援歌に「お前」の歌詞があることから、その応援歌が自粛となったことが賛否を呼んでいる。

 コトの発端は、与田剛監督が私設応援団が使用しているピンクレディーの「サウスポー」の替え歌の「お前が打たなきゃ誰が打つ」について「“お前”ではなく名前でよんでもらえないか」と球団側に相談。球団が応援団に要請したことに始まる。

「球団は応援団側に歌詞の変更という形で打診したそうなのですが、話し合いの末、急な歌詞変更は無理とのことで、演奏の自粛が決まったという。“お前”について与田監督は“子供の教育上よろしくない”という持論を持っており、これに同調する声もあるのですが、怒ったのが熱烈な中日ファンで落語家の立川志らく。7月2日、『ひるおび!』に出演した際にこの話題が取り上げられるや、『敬愛する与田監督、親愛なるドラゴンズ球団、お前たちがおかしいよ』とし、子供への影響についても『ちょっと教えればいいだけ』、さらに『ドラゴンズファンはどんどん歌うべき』と痛烈に批判したんです」(テレビウオッチャー)

 加えて7月3日の「とくダネ!」(フジテレビ系)での小倉智昭などには、リーグBクラスで低迷する中日だけに「そんなことより、もっと強くなることを考えた方がいい」と一蹴される始末。

「そうした批判が出る最中、中日にとって痛すぎたのは自粛発表後の2日の巨人戦。その試合では、自身の応援歌の歌詞にも含まれる“お前”について、サラリと“気にしない”とした坂本勇人にダメ押しのソロホーマーを打たれ、6対0の完封負けを喫してしまった。自粛が叩かれたうえに、自粛してみじめな負け方ですから、まさに踏んだり蹴ったりですよ」(スポーツ紙記者)

 その翌日も、中日は巨人にサヨナラ負け…。ファンの鬱憤は溜まるばかりだ。

(津田昌平)

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