スポーツ
Posted on 2019年10月03日 17:56

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「距離の融通性あるギベオンが穴」

2019年10月03日 17:56

 東京、京都に主戦場が移り、秋のGI戦線が目前に迫ってきた。

 今週、東西のメインとして行われるのは、ともに天皇賞・秋の前哨戦(1着馬に優先出走権が与えられる)。東のそれは毎日王冠。本番より1ハロン距離が短いだけで舞台は同じとあって、毎年顔ぶれは豪華だ。

 頭数は少ないが、今年もなかなかで、GI勝ち馬が5頭、それに準じる僅差2着馬が2頭。本番を前にどんな競馬が見られるのか、興味は尽きない。

 まずはデータをひもといてみよう。

 02年に馬単が導入されて以降、これまでの17年間、その馬単での万馬券は6回(馬連では3回)。この間、1番人気馬は6勝(2着2回)、2番人気馬は2勝(2着2回)。大きく荒れることは少ないが、1、2番人気馬のワンツー決着は2回のみで、必ずしも本命サイドで堅く収まるわけではない。獲得賞金等から盾の出走権をすでに得ている馬は、余裕残しの状態で出走してくるということだろう。

 しかし今回はマイラーとおぼしき馬も多い。つまり盾が狙いではなく、その後のGIマイルCSを目指している馬もいるわけだ。距離は1800メートル。本番が2000メートルなので、マイル戦をベストとしているマイラーを狙うべきか、距離が延びていい馬に目をつけるべきか、そこの選択が一つのカギと言えそうだ。

 また、ここ何年かは3歳馬の活躍が目立ってきている。古馬より斤量が軽いこともあるが、春のクラシック戦線で上位争いを演じてきた肩書は小さくない。

 今年は皐月賞アタマ差3着、ダービーはクビ差2着のダノンキングリーで、東京コースを〈2 1 0 0〉と得意にしているとあって、穴党としても無論のこと軽く見るわけにはいかない。

 とはいえ、同馬を本命視するわけにはいかない。穴党として狙ってみたいのは、ギベオンだ。

 こちらは好結果を出せば盾を目指すことになるが、強みは昨年のGINHKマイルCでクビ差2着、GIII中日新聞杯(芝2000メートル)で勝利したように、距離の融通性がある点だ。

 しかも左回りがスムーズ。だから早くからここに目標を置き、仕上げられてきた。前走の鳴尾記念4着のあとは放牧でリフレッシュ。乗り込み量も豊富で、1週前の追い切りでは併せた相手に遅れはしたが、長めから追いかけたからで、しまいはしっかりと伸び、迫力満点だった。

「久々を感じさせない好仕上がり。力を出せる状態」

 と、藤原英調教師も胸を張るほどだ。

〈1 1 0 0〉と相性のいい東京が舞台で、展開に左右されない自在な脚質も魅力。母はGI2勝馬という血統でもあり、強敵相手でも断じてヒケは取らないとみている。期待したい。

 西の京都大賞典は、クリンチャーを推奨したい。

 昨秋、フランスに遠征。結果はフォワ賞6着(6頭立て)、凱旋門賞17着とさっぱりで、帰国してからもさんざんな成績。すっかり評価を落とした格好だが、それでも使われつつ調子はよくなっている。

 前走の新潟記念は12着に敗れたものの、本来の積極的な戦法で直線半ばまで頑張り、久々にこの馬らしさを見せてくれた。

 この中間も順調で、1週前の追い切りも実にリズミカルだった。完全復活とはいかないものの、本来の姿を取り戻してきたことは確かだ。ならば期待していいのではないか。

 今回は〈2 1 1 1〉と得意にしている京都が舞台。前走のような競馬ができればチャンスがあっていい。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク