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記事全文を読む→やしきたかじん「ナニワの帝王伝説」(7)用意した酒を全部飲み干した
とかく、出演番組を巡っては、トラブルの絶えないたかじんだが、こと私生活では思いのほかスキャンダルが少ない。前出・芸能記者が振り返る。
「03年には、北新地の高級クラブで、ホステス同士がたかじんの寵愛を巡って店内で大ゲンカ。パトカーが出動するほどの騒ぎとなったが、それ以外にはほとんど浮いた噂が出てこない。もともと19歳年下だった元モデルの前妻と離婚するのにかなり苦労したようで、女性関係もかつてのように派手ではなくなった。むしろ、新地ではもっぱら金離れのいいお客さんで評判ですよ」
実際、かつてはホステスとのアフターを自宅で飲み直すこともあったというが、そこでも紳士然とした態度に、ホステスが感激したという。
番組関係者が語る。
「たかじんさんは、北新地でも有名な店は行ったところがないというほど。ただ、いつも何軒も店をはしごしているので、飲んでいるうちに一度落ちる(寝入る)ことがあるんです。たいていクラブのソファで寝入ってしまうんですけど、いつ起きるかわからないし、こっそり帰るなんてことはできないので、スタッフはたかじんさんが寝ても気は抜けない。最後に『撤収!』という掛け声がかかるまで居続けなければいけないんです。飲む時は必ず、誰がたかじんさんを連れて帰って、寝かしつけて毛布をかけるかっていう役を事前にスタッフの間で決めておかないといけないんです。たまにアフターしたホステスが、そのままたかじんさんの家に泊まっていくこともありましたが、そういう時たかじんさんは必ずソファで寝るんです。そして、たかじんさんの寝室のベッドを女の子に使わせる。特に下心で泊めるということではないので、そのギャップにメロメロになるホステスも多かったですよ」
だが、酒席でのハチャメチャな飲み方も、たかじんの番組作りには欠かせない要素なのである。かつては、公私混同のトンデモない企画もあった。古参の関西テレビ局員が言う。
「以前、正月の特番で全国のいろんな女性たちにたかじんさんと桂ざこばさんのどっちが好きかを聞くという番組企画がありました。いざ収録の段になると、結局、全国へ飲みに行こうとなった。そこで、たかじんさんが思いつきで福井に行こうと言い始めた。するとスタッフが『ホテルはどこにしましょう』と聞くと、『お前らアホか。夜通し遊ぶのにホテルが必要か。退路を断って挑め』と怒られたとか。
で、福井だといいワインがないだろうから持って行こうと、スーツケースに10本ぐらいワイン入れていくも、1軒目、2軒目あたりでそれが全部なくなってしまった(笑)。で、結局6軒ぐらい回って、女の子の体にサインしまくったり、最後は場末のスナックで1曲歌ったりしてから、ソバを食べて始発で帰ってきましたね。新大阪に着いたらちょうど出勤の時間で、たかじんさんとざこばさんが通勤の人たちと逆行しながら、サラリーマンたちに『キミたちはそれで楽しいのか!』ってからんだりしていましたね。でも、ハチャメチャで楽しかったですよ」
まさに破天荒な生き方や発言そのものが絵になる男──。それがたかじん人気の一番の魅力なのかもしれない。
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