芸能
Posted on 2020年01月25日 17:58

「トップナイフ」、“いいとこ取り”が裏目に出そうな「新鮮味なし」の酷評!

2020年01月25日 17:58

 1月スタートドラマの中でも、特に注目されていた「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(日本テレビ系)。しかし、当初から「ドクターX」(テレビ朝日系)の対抗馬と目され、同じ医療系ドラマゆえに似たところがあるのは仕方ないとしても、周囲の声は手厳しい。

「医療系ドラマによくあるシーンですが、『ドクターX』での米倉涼子演じる大門未知子同様、やはり『トップナイフ』でも、深山瑤子(天海祐希)の手術を見ている周囲のスタッフが、その手さばきに“速い!”と感心するお決まりの場面が出てくる。結局、医者の手腕や人間性が主題になってくるため、あとは患者にいろいろな事情を持たせ違いを出すしかない。原作が小説ということもあって、なかなか独自色は出せないのかもしれません」(テレビ誌編集者)

 バラエティーでは定評のある日本テレビだが、もともとドラマ部門は苦戦する傾向にあった。しかし昨年は「3年A組-今から皆さんは、人質です-」や「あなたの番です」が大ヒット。その余勢をかって挑んだのが今回の「トップナイフ」だった。脚本はフジテレビで人気を博した「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」シリーズを手掛けた林宏司氏を起用していることからも、その意気込みがわかる。

「ただ、それも各局ドラマがよくやる“いいとこ取り”。その“極地”が番組最後に天海が見せるエンディングのダンスです。このノリも、16年に大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の“恋ダンス”とかぶっている。新鮮味がないんです」(ドラマ制作会社関係者)

 第1話の視聴率は13.0%と上々の滑り出しを見せたが、2話目で早くも12.4%と下り坂の気配を見せ始めた「トップナイフ」。今後の数字に注目だ。

(津田昌平)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク