スポーツ

球界激震!阪神・藤浪晋太郎のコロナ感染で指摘される球団「管理の甘さ」

 これでは今季の開幕は無理なのではないか─。プロ野球ファンからそんな絶望的な嘆きが聞こえてくる。

 阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が3月26日、新型コロナウイルスに感染していることが判明し、プロ野球界に激震が走った。

「感染は日本プロ野球機構(NPB)の選手で初めてのこと。藤浪は発熱はしていないものの、コーヒーの味や匂いが感じられないなど、症状の一つとされる味覚障害を訴えたことから26日にPCR検査を実施し、陽性の判定が出たそうです。藤浪は20~25日の間、関東に遠征中だった1軍には参加せず甲子園で練習しており、その際、2軍選手と食事をしている。その2軍選手は鳴尾浜球場で行われる予定だったソフトバンクとの練習試合に参加予定だったことから、同試合は中止。31日から鳴尾浜で予定されていた阪神・中日の2軍練習試合も、中止となりました。しかも最悪なことに、藤浪と食事をした2軍選手2人にも、PCR検査で陽性反応が出てしまったわけです」(スポーツ紙記者)

 この事態を受け、甲子園や阪神球団事務所、鳴尾浜球場などで徹底的に消毒が行われるなど大騒動となったわけだが、ファンの間で疑念の声が上がっているのが、新型コロナ拡大最中の球団の対応だ。

「11日の東スポWebでは、巨人など複数の球団が遠征先での“外出禁止、自粛”を選手などに通達している一方、阪神ではそうした制限はしていないことを伝えています。自由時間の外出は各自の判断でOKとのことで、球団フロントは取材に対し『外出禁止にして、1カ所に集まることがベストかといえば、決してそうではない気がするからね』と、あえて出禁にしていないとしている。藤浪の感染が発覚したのは遠征先ではなかったものの、では感染経路はどうだったのか、藤浪と食事をした2軍選手の動きとともに気になるとこで、“そもそも管理が甘いのではないか”とする指摘も出ているんです」(夕刊紙記者)

 いずれにせよ、藤浪の早い回復と、プロ野球界での感染拡大がないことを祈るばかりだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
2
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
3
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
4
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え
5
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…