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Posted on 2020年07月02日 17:56

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「コンドゥクシオンの末脚炸裂」

2020年07月02日 17:56

 宝塚記念も終わり、7月に突入。期間は短いが本格的な夏競馬が始まる。関東は恒例の福島開催、関西は引き続き阪神で行われる。

 その福島での開幕週のメインを飾るのは3歳馬によるハンデ重賞、ラジオNIKKEI賞だ。まだ成長途上の若駒による競馬にもかかわらず、これまでの実績をもとに背負う斤量に差をつけるのだから、少々、無理筋というもの。人気どおり簡単に決まりにくいのも道理である。

 02年に馬単が導入されて以降、これまでの18年間、馬単での万馬券は6回(馬連では3回)。これだけを見ると、比較的順当な結果で収まっているようにも思えるが、1番人気馬は4勝(2着3回)、2番人気馬は6勝(2着2回)。1、2番人気馬でのワンツー決着は、わずか2回のみ(ともに2番人気馬が優勝)。やはりハンデ戦らしく、波乱含みの重賞と言ってよさそうだ。

 また、出走頭数が少ないこともあるが、牝馬で連対を果たしたのは過去18年で1頭のみ。今年も牝馬の参戦は少ないが、目下連勝中のパラスアテナ、好素材のアールクインダムはともに争覇圏内にいることは確かで、どんな競馬を見せてくれるか、大いに注目ものである。

 このように一筋縄で決まりがたいレースであれば、穴党としては評価の低い馬に目をつけてみたい。

 狙いはズバリ、コンドゥクシオンだ。

 ダービーを目指してトライアルの青葉賞に臨んだが、あえなく12着。しかしこれで評価が落ちたなら、好都合である。

 その青葉賞は18頭立ての18番枠。好位でレースを運ぶべく、ハナから無理に脚を使ったところ、引っ掛かって道中は折り合いを欠いてしまった。そもそもパドックから落ち着きがなかったことを思うと、前走の山桜賞を休み明けで勝った反動、いわゆる2走ボケもあったようだ。

 これでは凡走もやむをえないところで、勝ち馬と6馬身半(1秒1)の差がついたが、状態しだいで挽回は十分に可能とみている。

 実際、この中間は落ち着き払って実にいい雰囲気にある。稽古の動きも軽快で、1週前の追い切りもリズミカル。状態は明らかに上向いており、ならばあらためて期待を寄せていいのではないだろうか。

 ハンデは恐らく54キロ止まり。ちなみに54キロが過去17年で1着8回(2着5回)と最も連に絡んでいるだけに、より狙いが立つ。

 新馬戦が不良、山桜賞が重馬場と、勝ち鞍は2つとも道悪で挙げたもの。梅雨時でもあり、もし馬場が悪くなれば穴人気になりそうだが、良馬場でも大きく推したい。というのも、この馬の身上は強烈な末脚で、メンバーを見ると、逃げ、先行馬が多い。いくら小回り平坦の1800メートル戦といっても、ペースしだいで末脚自慢にチャンスがあると思えるからだ。

 曾祖母はオークス馬のダイナカールで、兄姉も活躍馬が多い血統馬。晴雨にかかわらず、大きく狙ってみたい。

 一方のCBC賞は、本来の中京ではなく、阪神で開催される。ならば右回り、特に阪神コースとの相性がいい馬を狙うべきか。

 期待したいのは、エイシンデネブだ。前走の安土城S(11着)は、4カ月半の休み明けで12キロの体重増。余裕残しの状態だっただけに参考外とみていい。

 一度使われた今回は、馬体が締まって好仕上がり。ハンデは恐らく52~53キロで、阪神芝1200メートルは2戦1勝、4着1回(勝ち馬とはコンマ1秒差)と得意にしているコース。良馬場なら狙い打ちといきたい。

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