芸能
Posted on 2020年08月14日 17:57

古舘伊知郎、「報ステ」が原因で銀座のクラブに行けなかった?

2020年08月14日 17:57

テリー 報ステは、やっぱり大変でしたか。

古舘 そうですね。爆笑問題の太田(光)さんにも、よく廊下で会うと「古舘さんのおもしろさが出てない。なんで全部背負い込むんですか」って言われたんですけど、やっぱり背負うんですよ。自分のひと言で、反対の側からガンガン抗議が来るわけですから。誰かを傷つけたりもするし。そういうので、日夜悩んでましたよね。背負ってる分だけ快感もありましたけど。

テリー へぇ、どんな?

古舘 ちょっと追い詰められて、責任感を感じてやってるドキドキ感という快感。だからけっこう脳内麻薬が出てたんじゃないかなって。

テリー それでも辞めたのは何だったの?

古舘 12年やって、自由にしゃべらせてもらいたいなっていうわがままですよね。このままだと「トーキングブルース」もできないし、みたいな。

テリー 女の子とも遊べないしね。

古舘 12年、銀座のクラブにも一度も行けなかったんですよ。あれ、何ですかね。情報番組の司会者なら、女性がいる店で飲んでもいいじゃないですか。でも、ニュースキャスターになると、急に基準が上がって「女なんか、はべらせてバカヤロー」って言われるんです。

テリー その傾向は最近どんどん強まってるよね。俺、最近あんまりコメンテーターもやりたくないんですよ。例えば今回のコロナも最初、横浜にダイヤモンド・プリンセス号が来た時、神奈川の知事も埼玉の知事も「来るな」って言ったでしょう。東日本大震災の時は、日本中で助け合おうという雰囲気になったのに、それは何か変だなと。そういう中でコメントしてるのが気持ち悪いと思ったんです。そもそも俺、そんないい人じゃないし。

古舘 テリーさんなんて昔、CSの番組とかで、大宮のエッチなキャバクラで女の子の胸触ったりしてましたよね。

テリー それ、今もやってます(笑)。だから俺、そんな偉そうなこと言える立場じゃないんですよ。

古舘 でも、正しいことのみが正しいんだっていう世の中はつまんないですよ。僕は邪悪な正義っていうのもあると思ってるんです。やたら「こうじゃなきゃいけない」って自粛警察みたいな人が増えてもね、窮屈じゃないですか。

テリー ねぇ、嫌な時代になったよ。でも、古舘さんは司会をやって、コメンテーターをやって、ライブをやって、役者もやって、やりたいことがたくさんありますよね。

古舘 いや、そうでもなくて。僕はやっぱりトークなんですよ。だから、これからは「トーカー」としてね。

テリー なに、それ。そんな言葉があるの?

古舘 いや、ないと思うんですけれども、私は掲げたんですよ。

テリー ストーカー?

古舘 じゃなくて、スを取ってね(笑)。実は僕も遅ればせながらYouTubeを始めたんですよ。それで最近は「街のすき間を描写する」っていうのをやってるんです。

テリー いいなぁ。もう、おもしろそう。

古舘 ガードレールの5センチぐらいのゆがみを見て、これ、バイクがぶつかったわけでもなさそうだけど何だろうと。それを5分実況するとか、そんな意味のないことを始めたんですよ。そういう都会の「色即是空」を描写していこうかと。

テリー すごいねぇ、ますますトークに磨きをかけていくわけだ。

古舘 僕は噺家さんではないですしね。だから、トーカーとして、これから死ぬまで頑張っていきたいなと。ようやく、これだけになりましたね。

◆テリーからひと言

 やっぱり、しゃべりに対する情熱がすごいなぁ。久しぶりの「トーキングブルース」で何が飛び出すかわからないね。今日の対談もヒントにしてくれるらしいし、僕も絶対見ますよ。

(アサヒ芸能8月13・20日合併号「天才テリー伊藤対談」=4=)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年10月27日 14:45

    「本格復帰に向けた観測気球を兼ねているのでしょう」こう話すのはさる芸能ジャーナリストだ。10月26日に開催された東京国際映画祭のレッドカーペット。雨が降りしきる会場で報道陣や観客の目をひと際引いたのが、女優の永野芽郁である。主演とプロデュー...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年10月29日 11:30

    今年のお笑い賞レースは10月17日に「キングオブコント」が終わり、あとは11月1日の「NHK新人お笑い大賞」、そして12月の「M-1グランプリ」を残すのみ。賞レース番組では審査員の採点、コメントが大きくクローズアップされるが、その責任の重さ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年10月29日 15:45

    前巨人2軍監督・桑田真澄氏の次男でタレントのMattから「性被害を受けた」として、一昨年から今年にかけて、警視庁に複数の被害届が提出されていたと「週刊文春」が報じている。それによると、1人目の被害者は今年1月、都内でMattと美容系インフル...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/27発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク