スポーツ

2013プロ野球ワーストナイン“勝手に表彰式!”(2)発表!負けゲームで活躍する“非貢献選手”

20131031t

 負けゲームに限って大活躍‥‥。そんなトホホ選手があとを絶たない。さらには貧打が一向に改善せずに代打を送られる常連選手の名前もファンには気になるところ。すると意外な選手の名前もあがってきて‥‥。

 バッターなら誰しもが快音を鳴らしチームに貢献したいところ。ところが、負け試合に限って猛打賞なんて、残念すぎる選手が数多いのも事実だろう。前出・橋本氏は「チーム状況が大きく左右する」と同情的だ。

「日本ハムの陽もソフトバンクの内川も基本的に負けが多いチームの選手。バレンティンに関しては、チームの勝ち負けに関係なくコンスタントに打てていたという意味になると思います。中村紀洋も最初はよかったんだけど、ただチームが勝ったり、負けたりだからね。そう考えると、投手が苦しんでるチームは厳しいですね」

 負け試合猛打賞2位の巨人の長野については、江本氏は独特のクセが関係しているという。

「長野は初球打ちの典型。投手というのは初球に甘い球を投げがちなんです。特にリードしている時には、油断もあってその傾向が強い。長野はそういう球をポーンと打って猛打賞にしている。逆に、リードされている側の投手は、これ以上点差を広げたくないので、初球から厳しい球を放ってくる。そういう時でも長野は初球に手を出すから凡打になる。結果的に勝ち試合での猛打賞が少なくなるのでは」

「代打送られ王」には常連選手の名前がズラリ。これには、伊原氏も苦笑せざるをえなかった。

「今年も細川と銀ちゃんか(笑)。飛ぶボールに変わったから、少しは打つようになると思ったんだけど。もともと2人とも打撃は悪くなかった。ここまで打てないのは不思議だよ。西武とソフトバンクは投手が若いから、リードに気を遣いすぎるのかな。上位5人は全員パ・リーグでしょう。投手が打席に立たないから、負けゲームでは誰かが“犠牲”にならざるをえない。この打率(細川=1割9分4厘、炭谷=2割1分5厘)じゃ、選手も反論を言えないわな」

 一方、野田氏は、捕手の打率の低さがチームの低迷にもつながっていると手厳しい意見だ。

「こちらは細川、炭谷と捕手が並んでいるのが特徴的。捕手は守りの役割が大きいので致し方ない部分はあるのですが、チームの要でもあるので、せめて2割5分ぐらいは打ってくれればチームとしてもありがたいんです。ソフトバンクが優勝なりしていれば守りで貢献したということになりますが、最後はチーム自体も負けてしまったので、そうなるとこの打率は厳しい。打率がよければ代打には送られないわけですから、この代打を送られた回数はやはり寂しいですね。特にソフトバンクはチーム成績も悪く、正念場が多かったので、代打に送られたということでチームへの影響もあるのではないでしょうか」

 やはり捕手は攻守におけるチームの要ということのようだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
3
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」