スポーツ

高梨沙羅 女子スキージャンプ界の天才の原点を徹底追跡!(2)

20140220f

 高梨の天才ぶりはこれだけにとどまらない。習い事一つとっても、その才能を遺憾なく発揮。中でも、母・千景さんの勧めで4歳から中学2年生まで続けていたバレエは、現在の高梨の躍進の原動力となっている。代名詞となっている直線的な「V字ジャンプ」には欠かせない柔軟性も、この時に培われたものだ。指導に当たった板谷バレエ研究所の板谷敏枝さんが語る。

「バレエを始めた頃の沙羅ちゃんは体が硬くて、バレエシューズを履いて踊るのが苦手でした。お母さんもよく『沙羅は何でこんなに硬いんですかね』とお尋ねになるので、お風呂上がりに開脚運動やストレッチをすることをアドバイスしました。すると沙羅ちゃん自身も、体が硬いせいで周りの子たちと同じ動きができないのが嫌だったんでしょう。家で黙々と努力をしたそうです。毎週どんどん柔らかくなって、1年もしないうちに、前後、左右ともにビタッと脚が開くようになりました」

 技術的な面もさることながら、板谷さんにとって印象深かったのが、高梨のバレエに取り組む姿勢だった。板谷さんが続ける。

「沙羅ちゃんの性格は、まず我慢強い。爪先の硬いバレエシューズを履いて踊ると、大人でも足に痛みを感じるものですが、沙羅ちゃんは一度も『痛い』と言ったことがなかったですね。それに、小学生はレッスンの始まる前には皆で鬼ごっこなんかをするもんじゃないですか。でも沙羅ちゃんは鏡の前で、前回習ったことを1人で復習しているんです。発表会の前などは、レッスンのあと、振付に関する質問をどんどんぶつけてきた。『私はこう思うんだけど、先生どう?』という感じでした。あれほど積極的に聞いてくる小学生は他にいませんでしたね。そういう向上心の持ち方が、現在の沙羅ちゃんのイメージとダブりますね」

 ジャンプとバレエの両立を続けていた高梨だったが、中学に入るとジャンプの国内大会で優勝するなどメキメキと頭角を現すようになった。バレエの練習はままならなくなり、中学2年生以降はジャンプ一筋。五輪選手となった今でも、板谷バレエ研究所に籍を置いているのは、高梨に感謝の思いがあるからこそだろう。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    暑いと思ったら顔が赤い?恥ずかしい赤ら顔は化粧水でケア

    Sponsored
    91796

    ゴールデンウィークも終わり、これから夏に向けて徐々に気温が高くなってくる季節ですね。スポーツやイベントなど出かける機会が増えてくる方も多いのではないでしょうか。そんな楽しい季節ですが、気候の変化による肌トラブルも気になります。日中の日差しか…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    高血圧・高血糖・高血中脂質が1つでもあると、動脈硬化につながる「トリプルリスク」になる!?

    Sponsored
    102085

    いま、アラフォー世代を中心に、「トリプルリスク」の危険性が叫ばれている。「かくれ肥満」を提唱し、メタボに警鐘を鳴らした医師の岡部正さんによると、「高血圧・高血糖・高血中脂質のうち、どれか1つでも該当すると他の2つも悪くなる可能性がある」そう…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    認知症の予防に期待!? 世界初、九州大学がプロポリスの認知機能向上効果を実証!

    103760

    九州大学大学院歯学研究院の武洲准教授と倪軍軍助教の研究グループは、中国青海省人民病院との共同研究において、ブラジル産プロポリスが中国チベット高原に住む健常な高齢者の認知機能低下並びに全身性炎症の改善効果をもたらすことを明らかにした。臨床研究…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
剛力彩芽にはどうしても「月旅行」に行けない理由があった!
2
飲酒ひき逃げ・吉澤ひとみを待ち受ける「刑務所地獄」(1)危険運転致傷罪で重刑に
3
10月改編「美女アナ」ここまで変わった「最新勢力地図」(1)テレ朝・弘中綾香を巡る争奪戦
4
「ダメ大河」に「ダメ朝ドラ」…2大人気脚本家の評価がガタ落ちしていた!
5
後輩芸人に弱気発言も…石橋貴明の“凋落の現場”をスクープ詳報!