スポーツ

元ヤクルト監督が明かす「日本シリーズ惨敗」の原因は監督の威厳を台無しにした「あの珍事件」

「ゆうもあ大賞」とは、ユーモアで貢献し、その年に世間に明るい話題を提供した数人に贈られる。1959年開始と歴史は古く、芸能界からスポーツ界、文化人など、対象ジャンルは多岐にわたっている。

 その2015年の受賞者を振り返ると、トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)の放送1万回突破の功績が評価された黒柳徹子、ソフトバンクモバイルのCMでお父さん犬の声を演じる北大路欣也、そして監督就任1年目のこの年にヤクルトをリーグ優勝に導いた真中満氏だった。

 その真中氏が選考秘話を明かしたのは、元巨人・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉に出演してのこと(5月26日)だ。

 この年の10月22日に開催されたドラフト会議。「ハズレ」クジにもかかわらず、真中氏が「アタリ」と勘違いしてガッツポーズ。1位指名の高山俊に、カメラ目線で熱いメッセージを送ったのだ。ところがその後、阪神の「アタリ」が発覚し、会場は笑いに包まれる事態となった。

 このド珍事件の翌々日が、ソフトバンクとの日本シリーズ初戦だった。真中氏は、

「翌日、練習でグラウンドに行った時に、結構ボク、監督みたいな雰囲気出してるんですけど、普段はね。選手がボクの顔見ながらニヤニヤしてる感じが伝わってきて…」

 これに槙原氏は、同情の声を上げた。

「これから戦う日本シリーズを前に、監督の威厳を少しそがれちゃったわけですね」

 結果は、ヤクルトが1勝4敗で敗れている。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」
4
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
5
水原一平が訴追されて大谷翔平の「次なる問題」は真美子夫人の「語学力アップ」