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侍ジャパン栗山英樹監督「最大の仕事」はあの「世界的二刀流スター」を呼ぶことだった

 来年春開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を見据えて、野球日本代表・侍ジャパンの栗山英樹監督が6月5日、東京ドームの巨人VSヤクルト戦を視察した。

 コロナ禍もあり、プロ野球の試合会場に足を運んだのは今回が初めて。原辰徳監督、高津臣吾監督ともベンチ前で談笑しながら、情報収集を行った。日本野球機構(NPB)関係者が、その動きについて指摘する。

「稲葉篤紀前監督と決定的に違うのは、アマチュア球界から代表選手を選ぼうと本気で考えていること。試合数やレベルの問題から、普段はプロのスカウトも積極的に足を運ばない関西リーグまで視察しています。評論家時代に高校野球のキャスターをやっていた嗅覚を信じ、動いているフシもある」

 巨人では坂本や菅野、ヤクルトでは村上がお目当ての選手であることは一目瞭然だが、

「栗山監督を据えた最大の理由は、あの大物メジャーリーガーを呼ぶため、ということでしょう」

 と言って笑うのは、球界関係者だ。

「結局のところ、侍ジャパンを運営するNPBエンタープライズが栗山さんを監督に持ってきたのは、大谷翔平を呼べるかどうか、この一点にかかっている。呼んだ時点で仕事としては100点満点で、ほぼ終わり。呼べなかったらどうなることか。昨夏の東京五輪と比べても、プロの世代交代はあまり進んでいないし、アマチュアを入れようとしているのも、それが一因です」

 コロナ禍によりWBCの正式開催自体も発表されていないが、準備だけは着々と進めなければいけないのだ。

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