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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」先まくりの郡司と松浦が僅差で争う
前橋「寛仁親王牌」◎郡司浩平/○松浦悠士/▲守澤太志/△平原康多/佐藤慎太郎/古性優作/清水裕友/吉田拓矢/新山響平/太田竜馬/山崎賢人/眞杉匠
復調途上と軽視した選手でも、得意バンクで一変することがある。
今年のGI第5戦となる前橋「寛仁親王牌」(10月20日【木】~23日【日】)。すでに初日の特選2レースとSS班9人によるメイン「日本競輪選手会理事長杯」の想定番組は発表済み。有力選手の調子を占うには、格好の3レースになりそうだ。
郡司浩平はGII共同通信社杯とGIII久留米を連続優勝した。これにより獲得賞金ランキングも5位(10月13日現在)にジャンプアップして、来年のSS班の座を確実にしている。細切れ戦が予想されるここは、好位から先まくりでライバルを突き放す。
対抗の松浦悠士は、中四国ラインの太田竜馬につけて逆転を狙う。脚力は郡司と互角で、ゴール前は僅差の争いになる。
あとは新山響平の後位でチャンスをうかがう守澤太志と、底力で平原康多の台頭とみた。
そろそろタイトルに手が届いていいのが太田だ。前橋は無風バンクだけに、早めに主導権を取ってもスピードは落ちない。後方からの攻めは松浦がガードする。勝ち負けできるかどうかは、太田の腹のくくり方次第だろう。
新田祐大を有力候補に入れなかったのは、まだ状態が万全とは言えないから。ただし、前橋は得意にしているバンク。初日に好走するようなら見直すかもしれない。
【大穴この1車】
香川雄介(香川・76期)。
48歳にして1班在籍が連続23年目になるだけでもすごいのに、GIになるとギアをもう1段上げる勝負師。8月西武園オールスター(〈6〉〈4〉〈2〉〈2〉)の2着2本が2万8200円と3万6000円、6月岸和田高松宮記念杯(〈6〉〈3〉〈6〉〈8〉)の3着が1万8380円。そして5月いわき平ダービー(〈7〉〈2〉〈6〉〈3〉〈3〉)では後半の3着2本が1万9200円と19万3220円だった。ここも2、3着で万車券を2本は演出しそうだ。
【狙い目の伏兵3人】
小林泰正(群馬・113期)は、佐々木悠葵(115期)と2人だけの地元選手。今期は2班だが6月の奈良(〈1〉〈1〉〈1〉)が光る。地元ファンの応援が背中を押すはずだ。
GIは3度目になるのが吉田有希(茨城・119期)だ。ダッシュ力はないものの、長くいい脚を使える。予選突破が目標になる。
松本貴治(愛媛・111期)が1着を量産している。評価したいのが歯切れのいい行きっぷり。先行すれば簡単には捕まらない。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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