スポーツ
Posted on 2022年12月12日 17:58

上原浩治と藤川球児に続いて…名球会「特例入会」次の候補者の名前

2022年12月12日 17:58

 日本プロ野球名球会の総会が12月9日に行われ、上原浩治氏と藤川球児氏の新たな入会が発表された。

 投手の入会規定は200勝以上、もしくは250セーブ以上。上原氏の日米通算134勝、128セーブ、104ホールドや、藤川氏の日米通算245セーブはいずれも満たしていないが、19年に定められた特例入会制度を利用しての入会となった。規定に匹敵する成績だと認められたのである。

 こうなると、世間の関心が俄然高まるのは、特例での新たな入会員だ。同日には、理事の新体制も発表。新理事に古田敦也氏、副理事に野村謙二郎氏、佐々木主浩氏、理事に柴田勲氏、東尾修氏、谷繁元信氏、宮本慎也氏、顧問に山本浩二氏が就任した。

 その中で古田氏は副理事だった19年当時、エンゼルスの大谷翔平を例に挙げて「大谷君が1000安打100勝した時に、名球会としては価値がないのか。自分の2000本よりすごい」と発言している。

「191勝41セーブの松岡弘氏(ヤクルト)や、187勝3セーブの足立光宏氏(阪急)も再度検討に入るかもしれませんが、推したいのは『平成の大エース』と呼ばれた巨人三本柱の1人、斎藤雅樹氏です。180勝11セーブながら、最多勝利のタイトル5度獲得は、セ・リーグ最多記録。史上4人目となる沢村賞も、3度受賞した。連続完投勝利11とシーズン最多完封回数7のNPB記録保持者でもあり、文句なしでは…」(球界関係者)

 現理事の投手出身者は、佐々木氏と東尾氏。2人が「オレよりすごい」と認めるかどうかが、斎藤氏が特例入会のポイントとなるかもしれない。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月22日 20:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月17日 20:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月24日 20:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク