社会
Posted on 2014年07月13日 09:56

みのもんた「ニホンウナギ“絶滅危惧種”指定で、ナスがウナギの代わりになる?」

2014年07月13日 09:56

【ニホンウナギ「絶滅危惧種」へ】

国際自然保護連合は絶滅のおそれがある野生生物を指定する「レッドリスト」にニホンウナギを加えたことを発表した。日本は世界のウナギの7割を消費していると言われ、すぐに捕獲禁止とはならないが、ますますウナギの価格上昇を引き起こす可能性が高い。

 クジラの問題もそうだけど、「食は文化」という理屈は大賛成。でも、「ただ食えばいいってもんじゃねえよ」という姿勢を日本人は持ったほうがいい。絶滅危惧種って大変な問題よ。一つの種がなくなるってことは、地球の歴史に暗い影を投げかけるわけだからね。

 そもそも、どうしてもウナギじゃなきゃダメなのか? 例えば、ウナギの白焼きなんてさ、静岡のワサビを付けて、おいしい日本酒と一緒に食したら、それがアナゴでも気づかないんじゃないか。いや、アナゴだって十分に美味ですよ。ほら、話しているだけで腹減ってきちゃった(笑)。

 ウナギといえば蒲焼だろうって? それがさ、以前に「秘密のケンミンSHOW」で紹介したんだけど、群馬県太田市に「ナスの蒲焼」を出す店があってね。ナスなんて魚がいるわけない。もちろん野菜のナスのことよ。ナスを上手に開いてあぶって、御飯の上に載せて蒲焼のタレをかけてあるんだけど、見た目はウナギの皮にそっくり、食感も皮のパリパリ感と白身のフワフワ感がウナギと瓜二つで、ビックリしたねぇ。味も秘伝のタレで決まっちゃうから、御飯とかき込めばウナ重だと思っちゃう。

 何を言いたいかといえば、とりあえず絶滅させてまで、ウナギを食べなくてもいいじゃないってこと。日本の食文化にはナスの蒲焼のように、日本人の創意くふう、知恵が詰まった料理がたくさんある。どうしてもナスが嫌だっていうなら、サンマとかイワシの蒲焼の缶詰だってある。あの缶詰は本当においしいよ。

 とにかく、しばらくウナギを我慢しておこうぜ。クジラだって、ヤツらが餌とする魚の量はハンパじゃない。そのうち、増えすぎて大変なことになる。クジラもウナギもまた増えたところでおいしくいただきましょう! 絶滅したら、食文化もへったくれもないんだからさ。

◆プロフィール みのもんた 1979年に文化放送を退社後、フリーアナとなる。以後、数々の番組で司会、キャスターを務める。1週間で最も生番組に出演する司会者のギネス記録保持者でもある。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年06月24日 07:15

    ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 11:30

    一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 13:30

    これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク