社会

恐怖のマッチングアプリ「ニセの名前」と「ボッタクリ誘導」を憤激告発

 今や男女の出会いのツールとして当たり前になった、マッチングアプリ。昨年、明治安田生命が行った、2022年度に結婚した人の出会いのきっかけは、5人に1人以上がマッチングアプリでの出会いだったことがわかった。だが、これにはトラブルも多く発生しているという。都内に住む28歳の女性の告白を聞こう。

「大手マッチングアプリで知り合った5歳年上の男性は、既婚者なのに独身と偽っていたんです。週末デートに誘っても、いつも会えないというので、おかしいと思っていたんですよね。発覚したのは、デート中に彼が財布を出した時に免許証がチラッと見えたんです。聞いていた名前が違ったので『まさか…』と思いました。家に帰って彼の本名を検索するとSNSが見つかり、結婚していたことがわかったんです」

 結婚相談所が展開しているマッチングアプリでは、独身証明書を提出しなければいけないと定められているため、既婚者は登録できない。だが、通常のマッチングアプリは18歳以上であれば誰でも利用することができるため、いわゆる「ヤリモク」の既婚男性が蔓延しているという。一方、大阪市に住む40歳の男性は、危うい目に遭ったと話す。

「マッチングアプリで20歳の女性から『イイネ!』をもらったので、すぐにメッセージを送ったんです。2~3回やり取りして『会いたい』と言われたので、実際に会うことに。まずお茶くらいかなと思ったら、彼女が『行きたい店があるの』と言ってきたんです。言われるがままについて行った先は、なんとガールズバー。しかも、看板も出ていない雑居ビルの中にあって、すぐに怪しいとわかりました。トイレに行くフリをして友達に助けを求め、電話をかけてきてもらった。『友達も合流したいって言ってるんだけど、場所がわからないから迎えに行ってくる』と言って逃げてきましたね」

 マッチングアプリでは、ガールズバーやホストが客を募るために利用することもある。中には高額なボトルを入れさせるなど、ボッタクリを目的とした悪質な店も。この男性のように、2~3通のやりとりだけで「会いたい」と言ってくる女性には、気を付けた方がよいだろう。

 気軽に出会えるマッチングアプリだが、悪質なユーザーがそこかしこに潜んでいることを忘れてはならない。

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