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記事全文を読む→函館市長になった大泉洋の兄「新幹線公約」はいかにして達成させるのか
4月23日投開票の統一地方戦後半で、山口や和歌山の補選とともに大きくニュースで取り上げられたのが、函館市長選挙だった。タレント大泉洋の実兄・潤氏が現職に圧勝し、新市長となったのだ。函館市の職員だった潤氏は昨年7月に退職し、選挙戦に備えていた。
秘書課長などを務めていた潤氏は、今回の選挙で争った工藤寿樹前市長の元部下。投票率は前回選挙よりも4ポイント以上も伸び、「弟のおかげです」と潤氏は感謝の言葉を述べたのだった。
潤氏が公約に掲げたのは「函館へ新幹線を伸ばす」。はたしてこれは実現するのだろうか。
東北新幹線は現在、東京からは津軽海峡の海底トンネルを北海道側に向かい上がったところまで通じており、そこが新北斗駅という終点になっている。北海道のテレビ局員が言う。
「周りには飲食店がチラホラあるだけでですが、肝心の客がいないという閑散とした状況です」
函館と新北斗駅の距離は16キロあり、函館市民からすれば、せっかくの新幹線だから函館の街まで来てほしい、との要望がある。
「観光業はイマイチで、飛行機で札幌に向かう客が多い。これで新幹線が来なければ、ますます街が廃れてしまうという危機感があるんです。是非とも乗り換えなしの新幹線を、函館に持ってきてほしいものです」(函館商工会員)
軌道の広さを変換できる秋田こまち方式で走らせることは可能なように感じるが、先立つものは費用である。
「いろいろな可能性を確かめて研究していきたい」
新市長は新幹線について、当選後にこう慎重に答えているが、もうひとつ懸念されるのが「4時間問題」だ。新幹線は乗車時間が4時間を越えると、乗客が飛行機を選ぶという基準だ。西は広島、北は函館がそれにあたる。はたして函館の新幹線公約達成のために、どんな道をたどるのか。人気タレントの兄の前には、難しい問題が横たわっている。
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