社会

「撮り鉄トラブル」続出でも「新幹線」がターゲットにされないのはナゼ?

 撮り鉄が起こした騒動が相次いでいる。最近では電車の写真を撮るために踏切の非常停止ボタンを6回も押したことで高校生が書類送検され、臨時列車「カシオペア紀行」を撮影しようとした撮り鉄が線路に近づき緊急停止させる事件も起こっている。

 ただ、こうした撮り鉄トラブルは全て在来線での出来事で、新幹線では起きていないことにお気づきだろうか。鉄道ライターによると「実は新幹線を専門に撮影している撮り鉄は非常に少ないんです」という。日本を代表する列車であり、最先端の技術が用いられ空力に秀でたかっこいい車体であるにもかかわらず、少ないのはなぜか。

「新幹線はほとんど高架上を走っているため、撮影できる場所は限られてきます。そのため似たような写真しか撮れず面白みもなく、新たな撮影ポイントを見つける楽しみもない。そのため新幹線の撮り鉄は少ないんです」

 さらにこんな理由も。

「問題を起こすような撮り鉄は、大半は若者です。新幹線の撮影は特に、それなりの機材を用意しなければならず、お金がかかるため年配の鉄道ファンばかりなんです。若者がいないので、おのずと事件が起きにくくなるわけです」(前出・鉄道ライター)

 とはいえ駅ホームなど、撮りやすい場所はある。大動脈だけにトラブルは勘弁だ。

カテゴリー: 社会   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身