社会

「撮り鉄トラブル」続出でも「新幹線」がターゲットにされないのはナゼ?

 撮り鉄が起こした騒動が相次いでいる。最近では電車の写真を撮るために踏切の非常停止ボタンを6回も押したことで高校生が書類送検され、臨時列車「カシオペア紀行」を撮影しようとした撮り鉄が線路に近づき緊急停止させる事件も起こっている。

 ただ、こうした撮り鉄トラブルは全て在来線での出来事で、新幹線では起きていないことにお気づきだろうか。鉄道ライターによると「実は新幹線を専門に撮影している撮り鉄は非常に少ないんです」という。日本を代表する列車であり、最先端の技術が用いられ空力に秀でたかっこいい車体であるにもかかわらず、少ないのはなぜか。

「新幹線はほとんど高架上を走っているため、撮影できる場所は限られてきます。そのため似たような写真しか撮れず面白みもなく、新たな撮影ポイントを見つける楽しみもない。そのため新幹線の撮り鉄は少ないんです」

 さらにこんな理由も。

「問題を起こすような撮り鉄は、大半は若者です。新幹線の撮影は特に、それなりの機材を用意しなければならず、お金がかかるため年配の鉄道ファンばかりなんです。若者がいないので、おのずと事件が起きにくくなるわけです」(前出・鉄道ライター)

 とはいえ駅ホームなど、撮りやすい場所はある。大動脈だけにトラブルは勘弁だ。

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