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日本ハム「ズバズバ新庄采配」ガラリ一変の緻密プレー戦術が実を結ぶ「来季V構想」

 日本ハムファイターズ・新庄剛志監督の采配がズバズバはまり、4位に浮上している。7月2日のオリックス戦は、中日ドラゴンズから獲得した郡司裕也捕手が3回二死二、三塁で左前2点打をマークするなど、3安打の活躍。移籍後、3試合連続でDHで出場し、12打数6安打、打率5割。「新庄再生工場」が絶賛稼働中だ。スポーツ紙デスクが舞台裏を明かす。

「新庄監督は、選手の能力を見極める力は突出したものがあります。阪神タイガースから加入した江越大賀には乱視矯正用のサングラス着用を勧めたところ、大ブレイク。選手のウイークポイントに対応する、的確なアドバイスを送っています」

 就任1年目の昨年、奇策ばかりを打っていた戦術は、大きく変化した。

「守備と走塁を重視し、緻密なプレーを要求するようになりました。セオリーに沿った確率の高い策を用いるようになり、細かい野球を突き詰めています。研究熱心なので、監督として成長していますよ。優勝争いはソフトバンクとオリックスの一騎打ちになりそうですが、3位争いはロッテと日本ハムが繰り広げることでしょう。クライマックスシリーズ進出の3位到達も、現実的な目標となってきました」(前出・スポーツ紙デスク)

 戦力の整備も順調に進んでいる。上沢直之、鈴木健矢、加藤貴之、北山亘基、伊藤大海の先発陣に加え、守護神として田中正義が定着し、非常に安定。打線は万波中正、清宮幸太郎、野村佑希の3選手に4番の座を競わせ、うまく噛み合っている。6月27日にはシーズン中にもかかわらず、就任3年目となる来季の続投へ向けて新庄監督は、

「(選手を)完全燃焼させたい。マックス3年かな。僕は野球がいちばん好きだから」

 と意欲を示した。新庄監督のプラン通りに進めば、2024年シーズンにはいよいよ、ファイターズの優勝が見られるかもしれない。

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