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中日ドラゴンズの「米騒動」をイジリ倒した地元放送局のベテラン野球アナ

 中日ドラゴンズに勃発した「令和の米騒動」で、なんと球団「大本営」の放送局アナウンサーまでが、これをイジリ始めた。

 この米騒動とは、立浪和義監督の指示により、試合前の選手食堂で白米の提供を休止した一件を指す。一部選手の調子が落ちてきたのは「ご飯の食べ過ぎで動きが鈍ったから」と考えた立浪監督が、他の選手にも米抜きを強いる措置を強行。ところがこれに守護神のマルティネスが「なぜ米がないのか」と意を唱えたことで、投手陣だけには白米が即座に復活する。そして2軍では、どんぶり飯が提供されているという、お笑いさながらの展開を見せたのだった。

「ドラ魂キング」(CBCラジオ)は、普段はスポーツ情報やドラゴンズの話題を中心に届ける生放送だが、8月25日に出演した若狭敬一アナが、くだんの騒動に触れた。

 相方のカトリーナこと中日ファンのローカルタレント加藤里奈が、リスナーからの質問として「おふたりの好きな白米のおともは何でしょうか」と読み上げると、若狭アナは「やめろやめろやめろ!」と制した。しばらくの間は真面目に「おともトーク」を展開したものの、最後に若狭アナが「ただ、今日もお米はないみたいです」と呟き、加藤は「どこぞの情報ですと?」とツッコミを入れる。そして『ライマル(守護神のライデル・マルティネス投手)が欲しがってるのだからいいですよね」と同調したのだ。

「このやり取りはたちまち、DeNA戦の試合前のバンテリンドームにも流れていました」(在名古屋のテレビ関係者)

 47歳の若狭アナは情報番組「THE TIME,」の全国中継をはじめ、スポーツ中継や中日応援番組「サンデードラゴンズ」に出演。野球については深く取材しており、確かな情報源から「米騒動が継続」と続報したかったようだ。

「場合によっては都合の悪い情報を流したとして、球団からクレームを入れられる対象にもなりかねませんが、関係者から『情報を流してくれ』と懇願された可能性もあるでしょうね」(前出・在名古屋のテレビ関係者)

 この騒動はファンが騒ぐ以上に、根深い問題になっている。

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