芸能
Posted on 2023年10月25日 17:59

「群馬の3B」布袋寅泰がBUCK-TICK櫻井敦司「急逝」の前に語っていたアラ還ロックスターの岐路

2023年10月25日 17:59

 突然の悲報だった。1980年代のビジュアル系バンドブームを牽引した5人組バンドBUCK-TICKのボーカル・櫻井敦司さんが10月19日午後11時19分、脳幹出血のため死去したと、同バンドの公式サイトで発表された。

 櫻井さんは19日、KT Zepp Yokohamaで行われたファンクラブ会員限定ライブ「FISH TANKer's ONLY 2023」の1曲目を歌い終わった際にステージ上の階段でふらつき、転倒したという。そのまま立ちがることができず、2曲目、3曲目を座ったまま歌った後、スタッフに抱えられて退場。救急搬送され、ライブは中断していた。

 奇しくも櫻井さんが倒れる前の10月15日、櫻井さんと同じく群馬県出身者による3大バンド「群馬の3B」(BOOWY、BUCK-TICK、back number)のうち、BOOWYのギタリストだった布袋寅泰が「日曜日の初耳学」(TBS系)に出演し、ライブ活動の「定年」を説いていた。

 2021年の東京五輪開会式では、パワフルで人間味溢れるパフォーマンスで世界を魅了した布袋だが、林修氏にいつまでアーティストとして活動するかを尋ねられると「うーん」としばらく考え込んだのちに「そう長くは続けられないと思う」と心境を吐露した。続けて、

「モノづくりはやめられないと思うんですよね。多分、ライブはそう長くは続けられないと思う。やっぱりライブはどこかで区切らなきゃなと思ってますね。もうちょっと頑張ろうとは思ってます。ダラダラとやるつもりはないし、といっても、これしかできないんですよ。まだまだ頑張らないといけないんだけど、ぼちぼちのんびりさせてよって気持ちも(ある)」

 今年9月に発表したアルバム「GUITARHYTHM 7」にちなみ、同シリーズ10作目を節目に、ライブ活動からは一線を引くことを示唆していた。

 BOOWYのボーカルだった氷室京介は、ある音域の音が聞こえなくなった聴覚障害を理由に、2016年5月のライブを最後に無期限の活動休止に入っている。その後、以前から親交があったB'z松本孝弘のソロアルバムにボーカルとして参加しているが、現代の医療では聴覚障害は完治しないため、ライブ活動再開の見通しは立っていない。

 10月21日には藤井フミヤが、喉の不調で北海道岩見沢市のライブを中断。翌日の旭川市のライブも中止したばかり。アラウンド還暦ともなれば、若い頃のように連日、ベストコンディションでライブに臨めるわけではない。ロックスターも、いつまでも若くはない。櫻井さんの訃報がただただ悲しい。

(那須優子)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク