政治
Posted on 2023年10月31日 17:57

【支持率ジリ貧】岸田総理の「ニヤケ顔」に自民党内で広がる疑心暗鬼

2023年10月31日 17:57

「岸田総理はつかみどころのない『どじょう総理』だ」

 こうボヤくのは自民党ベテラン議員だ。

 かつて「参院のドン」と言われ今年6月に亡くなった青木幹雄元官房長官は「選挙の神様」と呼ばれ、「青木の法則」を産み出したことでも知られる。その法則とは、「歴代内閣は内閣支持率と自民党支持率を足して50を超えた内閣は早晩倒閣する」というものだ。

 10月最新世論調査では毎日新聞が政権支持率は前月同様25%だが、政党支持率は前月より3%下落の23%で「青木の法則」50%を切った。また時事通信の調査でも政権支持率が26.3%政党支持率は21%で、こちらも「法則」の数字を切っている。

 岸田内閣は5月のG7広島サミットの成功やウクライナのゼレンスキー大統領との電撃会談で支持率アップ以降、問題視されたのは岸田総理の長男・翔太郎氏の官邸ドンチャン騒ぎ程度で、スキャンダルらしい騒動もない。しかし支持率は下がり続け、ついに「青木の法則」に引っ掛かってしまった。選挙アナリストが言う。

「岸田内閣はデフレ脱却寸前など経済も着実に頑張っているのに、支持率が伸びない。それは一般人にズバリ分かりやすい政策、成果がないからです。特に若い世代や現役世代は苦しい生活状況が続き、そこに強烈なインパクトをもたらす政策が打てないために支持率がジリ貧なのです」

 若者世代に人気がないというのは時事通信の調査でも明白で、18~29歳までの内閣支持率は10%そこそこ。30歳代でも18.1%だ。

 それにしても冒頭のように岸田内閣が「どじょう総理」とも揶揄されるのはなぜか。先の自民党議員が言う。

「支持率が伸びないことで総理が何回もチャレンジして空回りしているのが解散総選挙。来年の総裁選前に解散し、勝って自民当選議員の信任を得て総裁選再選が基本戦略。ところが支持率低迷で解散できなければ『岸田総理では選挙が勝てない』と自民党議員の間で岸田おろしが起こる。今はその瀬戸際で、総理にすれば頭が痛いはず。それでも国会でも会見でも何やらニヤケて見えるし、周囲からも心境が読めず掴みどころがない。だから『どじょう総理』などと呼ばれているんです」

 確かに、「経済、経済。経済!」と連呼した10月23日の臨時国会の所信表明演説でも、ヤジを浴びながら何やら笑みを浮かべていたのは印象的だった。ただ、官邸関係者は漏らす。

「早期解散できなければ来年は一気に『看板取り替え』と岸田おろしの可能性が高まるだろう。だから総理は来年1月、通常国会冒頭で解散する。その確信があのニヤケに出ているんだろう」

 自民党内では疑心暗鬼が広がっている。

(田村建光)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年08月16日 09:00

    「イタい素人タレント」としてたびたびその動向が注目の的となる存在はいつしか、木下優樹菜から坂口杏里へと移りつつある。木下は2019年、タピオカ店の店員に土下座を強要したとされる騒動を経て、芸能界を電撃引退。以降はインフルエンサーとして活動を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年08月15日 09:00

    部下に対する常軌を逸した「パワハラ行為」が正式に認定された神奈川県横浜市の山中竹春市長が、いよいよ土俵際まで追い詰められている。自身のパワハラ認定調査が公表された影響で、夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)に神奈川県代表として出場する横浜高...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年08月14日 20:30

    このところ、長寿番組をバタバタと終了させている印象の日本テレビ。タイトル変更をしつつ23年続いた「行列のできる法律相談所」が昨年3月に、大幅に企画内容を変えつつも32年続いた「ダウンタウンDX」が昨年6月に放送を終了。関西ローカル時代を含む...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/18発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク