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記事全文を読む→菅本裕子「男性よりも女性に向けて発信した方がいいと思った」/テリー伊藤対談(2)
テリー それでHKT48を辞めて、ここからですよね、すごいのは。まず講談社主催の「ミスiD」で準グランプリに選ばれた。
菅本 辞めて、専門学校に行きつつ、その後卒業して、実家でニートをしてたんですけど、その時に声をかけてくださったのが、この前出した写真集「チャーミング」の編集の方で。当時、炎上ばっかりしてたし、「ここまで叩かれたら受けてもいいか」みたいな感じでした。
テリー その時は何で炎上してたの?
菅本 やっぱり48のことが好きな人からは、「お前のせいで48が汚れた」みたいに思われていたので、「おはよう」ってつぶやいても、「死ね、ブス」みたいなアンチしかいないという。
テリー いやぁ、若い子がツラいねぇ。
菅本 で、そのミスiDが普通のオーディションとちょっと違ってまして、ツイッターとかインスタグラムでアピールしていく期間があったんです。それがある種マーケティングというか、「自分はこういうことをしたらウケるんだ」みたいなことを学ぶきっかけになって。それで準グランプリに選ばれて、その肩書きと「SNSでこうやって戦っていけばいいんだ」っていうのを、自分の中で考えていきました。
テリー それが「モテクリエイター」という肩書きにつながっていくんだね。
菅本 SNSで「いいね」とか「リツイート」されるのって、その人に共感してるからだと思うんですね。「その人をもっと多くの人に知ってほしい」とか。そう考えた時に、私の場合は男性よりも女性に向けて発信した方がいいと思ったんですよ。それも女性全体じゃなくて、例えば1クラスが30人だとしたら、その中に2人ぐらいいる、本当はぶりっ子な女の子たちに向けて。
テリー それはどうして?
菅本 ぶりっ子したらクラスのカースト上位のサバサバな女の子に、「あのぶりっ子、ウザッ」って言われるけど、ほんとはぶりっ子したい女の子っていると思ったんです。
テリー クラスに2、3人ね。
菅本 はい。そういう子に向けて、「ぶりっ子メイクはこうやる」「こうすればモテる」みたいな動画を紹介していったら、共感を生んで、拡散してくれるんじゃないかなって。ニッチであることが大事だと思ったので。
テリー 「モテクリエイター」っていう名前は自分で考えたの?
菅本 自分で動画を撮ってたんですけど、「モテYouTuber」はダサいかなと。それで「モテクリエイター」っていう名前で発信を始めました。
テリー ゆうこすさんがすごいのは、普通さ、元アイドルだったら99%が男性にウケたいと思うよね。
菅本 でも、長期的に見た時に、私が男性に向けて発信していったら、頑張っても2、3年だと思ったんですね。だけど、私のインスタグラムとかツイッターがある程度影響力を持つようになれば、例えばインスタグラムで商品を紹介した時に、クライアントさんからお金をいただけるようになると思ったんです。今でこそYouTubeで商品を紹介してお金をいただくとか普通になりましたけど、当時はなかったんですよね。
テリー ハァ。そんなに早くから先が見えてたんだ。素晴らしいな。それ、全部1人で考えたの?
菅本 割と1人でやってました。父が経営者なので、その姿を見ながら。
テリー あ、お父さんが。
菅本 はい、北九州の製鉄所の子会社の代表をしてるんです。
テリー ということは、そういう帝王学は持ってたということですね。
菅本 どうなんですかね。しっかり学んだわけじゃないですけど、父の姿は見てましたね。
ゲスト:菅本裕子(すがもと・ゆうこ)1994年、福岡県生まれ。2011年、「HKT48」の1期生として芸能界デビュー。2015年、講談社主催の「ミスiD」準グランプリ受賞。その後、「モテクリエイター」として活動を始め、2016年、「株式会社KOS」設立。2019年にはライバー事業を分社化し、「株式会社321」設立。現在は約8000人のライバーが所属。SNSの総フォロワー数は200万人以上。初の写真集「チャーミング」(講談社)発売中。
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