スポーツ

井上尚弥と9.3決戦のドヘニーは「判定までいったら称えられる」内山高志のもっともな理論

「ドヘニー選手がどうやって勝つんだろうと想像すると、ネリの時もそうですけど、KOしかないんですよ」

 9月3日に東京・有明アリーナで開催されるボクシング4団体世界スーパーバンタム級タイトルマッチで井上尚弥と対戦するのは、テレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)だ。

 元WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志氏が自身のYouTubeチャンネル〈内山高志のKOチャンネル〉で口にしたのは、絶対王者の井上が仮に敗北するとしても「判定はない」との予想だった。内山氏の分析はこうだ。

「12ラウンド判定までいって(ドヘニーが)ポイントを取れるかと考えたら、絶対はないんですけど、無理じゃないですか。井上尚弥に対して12ラウンドのうち、7ラウンドのポイント取るって普通に考えて、いちばん難しいですよ。ネリ戦の時みたいに、アンラッキーって言ったらあれですけど、たまたまいいパンチが当たってダウンする、それが効いちゃって立てないとか、立った後に追撃されて倒されるとか、そういうことがない限り、今の井上尚弥を崩すことは難しいんじゃないかなと。井上選手にもし判定までいったら、(ドヘ二ーは)すげぇ称えられちゃうと思うんですよ」

 プロ戦績24勝のうち20KOの内山氏でさえ、

「井上選手はバンバンKOを量産していますけど、普通に考えてKOって難しいですからね。いいパンチ当てても、効いてないな…とかありますし」

 そして「結論」はというと、

「8ラウンド以内に(井上がドヘ二ーを)KOするんじゃないかと」

 KO勝利を誰もが疑わない井上、まさに「モンスター」たるゆえんである。

(所ひで/ユーチューブライター)

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