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記事全文を読む→「清原ジュニアが打てないから」慶応大学「屈辱の最下位争い」は六大学野球だけではなかった
このままでは11月の「花の早慶戦」がただの消化試合になってしまいそうだ。
東京六大学野球は10月5日、6日で4週目を迎えるが、ファンの間で口々に話されるのが「慶應大が弱すぎる」というものだ。
現在のところ、立教大に1勝2敗で勝ち点を取れず、次の明治大には初戦こそ4番に座る清原正吾の起死回生の六大学リーグ戦初本塁打で同点に追いつき、引き分けに持ち込んだが、その後は2連敗。1分2敗でやはり勝ち点は取れなかった。現状、勝ち点ゼロは東京大と慶應大だけだ。
そしてこの週末、10月5日から慶大は東大との「最下位決定戦」を行うわけだが、堀井哲也監督が「東大戦に全力投球したい」とコメントすると、聞こえてきたのは応援するOBたちから嘆きの声ばかり。アマ野球を取材するスポーツライターが言う。
「東大戦に全力投球は当然ですが、このままでは勝ち点を取れる相手が東大だけではないかと、失望の声があふれているんです。2023年の夏の甲子園では慶應高校が107年ぶりに優勝しましたが、六大学野球では一向に盛り上がりがない。それもこれも、4番に座る清原和博氏のご子息…彼があまりに打たないことを嘆く人が多いのです」
事実、この秋季リーグ戦では25打数3安打で、打率1割2分、1本塁打で1打点。明大戦での同点本塁打こそ「清原の息子が!」と報道されたが、それぐらいではないか。「これで本当にドラフトにかかるのか」と疑問視されるのも無理はなかろう。
今季は早稲田大が優勝候補だが、六大学のトリを務める「早慶戦」がこのままではまったく盛り上がらないおそれがある。
しかし、慶大がスランプに陥っているのは野球だけではなかった。
「野球と並ぶ伝統スポーツ部であるラグビーも絶不調です。9月に対抗戦が開幕しましたが、開幕戦で筑波大に敗れると、2戦目では明大に50点差以上をつけられました。ここ数年、慶大の不調は顕著でしたが、今季は特に酷い。これまで格下だった青山学院や立大がいいラグビーを展開していることで、このままでは年末年始の大学選手権どころか、2部との入れ替え戦が待っているのでは…と本気で心配されています」(慶應関係者)
いったい慶大に何が起こっているのか。実は早稲田や明治、さらにその他の大学にリクルートで負け続けていると言われているが、野球に関していえば4年前、慶大入学を希望した高橋宏斗(中日)のAO入試に不合格を出している。
そのあたりは文武両道へのプライドを感じるだけに責めきれないが、清原ジュニアへの不満と同様に「本来なら4年生になった高橋が投げていたのに…」と嘆くOBの声がむなしく響く。
(高木莉子)
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