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ローカル鉄道に厳しい時代が続いている。JR東日本は久留里線の久留里駅~上総亀山駅間を廃止し、バス輸送に切り替えると発表した。JR東日本が、災害などが理由ではない廃止を決めるのは初めて。青森の弘南鉄道は、大鰐線を2027年度末に廃止することを決めた。
ローカル路線を運行する小さな鉄道会社は経営が厳しく、これに続く廃線ドミノが起きるのではないか、と心配されている。そのひとつが群馬の上毛電鉄だ。
上毛電鉄が運営する上毛線は、起点の中央前橋駅と終点の西桐生駅のどちらもが他の鉄道とは連絡しないという珍しい路線で、利便性がいいとは言えない。2021年度は約2億8000万円の赤字を計上し、いつ廃線になってもおかしくない状況にある。
そんな上毛電鉄を存続させることを、群馬県中小私鉄3社沿線地域交通リ・デザイン推進協議会が決定した。
同協議会は上毛電鉄の存続に関するアンケートを利用者に行ったところ、存続のための運賃値上げに約6割が賛同。負担金の支払いにも約3割が賛成したため、鉄道としての存在価値があると判断。輸送量の面からバス転換は困難で、収支の面でも鉄道が優位であるとして、全線の存続を決定した。
今後に向けて、新たな取り組みの検討も決まった。まずは同じ群馬県の私鉄である上信電鉄とわたらせ渓谷鐵道とは一部の業務を共通化し、収益や生産性を向上させる。他にもキャッシュレスシステムの導入や、沿線自治体が上毛電鉄の経営に参画する、などがある。
また同協議会は上信電鉄とわたらせ渓谷鐵道についても存続させるのか、バス転換かを議論し、2月には基本方針を示す。
上毛電鉄の存続決定は、地方のローカル路線に希望を持たせるものだと、鉄道ライターは言う。
「沿線自治体と利用者が協力すれば、路線を存続できることが今回、わかりました。これは他の路線でもできること。もうひとつ言えば、上毛電鉄が『群馬式上下分離』を採用していることも希望につながります。一般的な上下分離方式は、鉄道施設を自治体が所有して保守管理を行い、鉄道会社が車両の運行を行う。上毛電鉄は上下を分けず、設備の保守管理の費用を自治体が負担する方式。この方式は他の路線でも有効です」
ローカル線の廃止を避けるために、上毛電鉄がお手本になるはずだ。
(海野久泰)
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