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記事全文を読む→悲劇の「おむすび」ついに「ひとケタ目前」の最低視聴率を更新した「浅ドラ」末期症状
NHK連続テレビ小説「おむすび」が、ついに最低視聴率を更新してしまった。2月24日の第101話は世帯10.7%。それまでの最低は2月17日の第96話で11.6%。これでいよいよ、ひとケタ台への突入が見えてきてしまった。
2月23日が天皇誕生日で日曜日だったため、翌24日が振替休日となったこともあり、ふだんの視聴者がこの時間帯にチャンネルをNHKに合わせなかったことも考えられるが、
「これまでもさんざん言われてきたことですが、橋本環奈の主人公・結にしろ、他の登場人物にしろ、人物造形が薄く、魅力的に映らないのです。近年は実在の人物をモデルにした朝ドラが多いため、今作のようなオリジナルはどうしても入りづらい。ギャルから管理栄養士へ、というストーリーも、これまで朝ドラヒロインが辿っていなさそうな歩みを考えたあげく、興味を引かない設定になってしまいました。同じようなものでも『カムカムエヴリデバディ』(2021年度後期)のような秀作が生まれるわけですから、絵空事で数字が取れないというのは言い訳になりません」(芸能ジャーナリスト)
ちなみに2月25日放送の第102話はというと、第1週からずっと引っ張ってきた「米田家の呪い」が描かれた。これは困っている人を見ると放っておけず、自分のことは二の次にして助けてしまう、米田家の人々の性分を表した言葉だ。
永吉(松平健)と聖人(北村有起哉)のそもそもの仲たがいの原因は、聖人の大学進学用のお金を永吉が使ってしまったことにあるが、いったい何に使ったのかが明らかになるというものだった。
「聖人は若い頃から永吉がギャンブル資金といった、よからぬことに使ってきたと勘違いしてきたようですが、実は人助けのために使ったであろうことは、最初から容易にわかります。今さらここで解き明かされても、視聴者は『そうだったのか』とはなりませんし、思い出したようにこの親子の話をされても、そこまで気になっていないでしょう。しかも、永吉からその真相を頑なに口止めされてきたという佳代(宮崎美子)も、都合よく終盤になって結に明かすなど、なんというか、簡単な筋書き、シノプシス通りというか…。結が管理栄養士になって、父親である聖人の食事指導をするというストーリーも、文字面を見ただけでなんとなく想像できてしまいます」(ドラマ評論家)
昨今は脚本家、書き手不足。「ちむどんどん」(2022年度前期)といい、数年に一度は「浅ドラ」が来てしまうのは仕方がないのかもしれない。あと1カ月、やりすごすしかないのか…。
(魚住新司)
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