政治
Posted on 2025年03月05日 17:58

不倫謹慎が明けたら「総理大臣にする会」発足という国民民主党・玉木雄一郎の「変わり身」

2025年03月05日 17:58

 不倫騒動の謹慎が明けて「3カ月の役職停止処分」が解けた3月3日、国民民主党の玉木雄一郎代表がさっそく動き出した。なんと3月10日には「玉木雄一郎を総理大臣にする会」が発足する。中心となっているのが、ドトールコーヒー創業者の鳥羽博道氏。昨年7月の東京都知事選で、全国的には無名だった前安芸高田市長の石丸伸二氏を支援するグループの中心的な存在だった人物だ。

 玉木氏を総理にする会の設立趣意書では、次のように説明している。

〈自主独立をけん引する次世代政治リーダーが求められている。そういった時代の要請に応え、志ある有志が結集し、玉木雄一郎を支援することで、国民一人ひとりが誇りある日本を築くことを実現すべく、政治団体を設立することにした〉

 3月10日の設立総会には玉木氏本人も出席して、決意を表明する。ただ、玉木氏は今なお、不倫騒動の後始末に追われている。3月4日の代表復帰会見では冒頭で謝罪。

「多くの方にご迷惑ご心配をおかけし、家族や相手の方、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」

 その上で、一部の報道を否定した。

「極秘離婚という報道もありましたが、(妻との)信頼関係は緩んでいません」

 不倫をしていて「信頼関係は緩んでいない」というのもおかしなことだが、玉木氏によると、

「この間、(妻は)ずっと支え続けてくれた」

 不倫騒動明けにすぐ総理大臣にする会が設立されるというのは、これまでの永田町の常識ではありえないことだが、それだけ人材不足であり、新たなリーダーの誕生を望む声が多いということか。

 鳥羽氏は昨年、「石丸氏こそ、日本を変えられる人だ」と肩入れした。その石丸氏は6月に予定される都議選に向けて、地域政党「再生の道」を立ち上げたものの失速気味で、昨年夏のような盛り上がりはない。そこで参院選の結果、与党が過半数割れしたら首相になる可能性がないとはいえない玉木氏に乗り換えた、とのうがった見方もある。

(田中紘二/政治ジャーナリスト)

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