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記事全文を読む→マラソンでペースメーカーが遅かったら…野口みずきが実践した「舌打ち」抗議
「ペースメーカーが彼女にとっては遅かったので、それが気持ちの中でイライラしてしまったり、焦りに繋がってしまったんだと思うんですよね。今回はメンタルをやられてしまったのかなってところもありますが、それも含めて強さの秘訣だと思うので、次に向けて頑張ってほしいと思います」
3月9日の名古屋ウィメンズマラソンを、アテネ五輪金メダルの野口みずきが総括。YouTubeチャンネル「東海テレビ陸上部」の3月10日の動画で、優勝候補に挙がっていた加世田梨花(ダイハツ)にエールを贈った。
加世田は2時間23分5秒で、日本人3番手の5位。日本人トップ(全体で2位)は、2時間20分59秒の佐藤早也伽(積水化学)だった。
2時間20分切りを公言していた加世田は、中盤まで第1集団にいたが、ペースメーカーにペースを上げるよう促すシーンがたびたび見られた。だが30キロ過ぎから徐々に遅れ、失速してしまう。野口が言う。
「私は我慢できずに自分でパッと出てしまう可能性があったかなと思います。タイムがかかっている時は、1キロごとにこまめに(時計を)見るんですよ。なので(ペースメーカーが)ちょっとでも遅かったら、舌打ちしてペースアップしていく可能性はあったと思います」
野口は実際にレースで舌打ちしたことがあるという。
一方、マラソン初挑戦だった五島莉乃は15キロ付近から遅れ始め、2時間26分08秒で10位フィニッシュ(日本人5位)。昨年の日本選手権1万メートルで初優勝し、同種目で臨んだパリ五輪で決勝進出した才能が、初マラソンの洗礼を受ける形となった。
彼女については、野口は次のように評している。高橋尚子からは「初マラソンだし、抑えてね」とのアドバイスがあったといい、
「そのアドバイスを守って、第1集団の後ろの方で様子を見ながら走ってるのかなと思ったんですけど、そうではなかったんだなって。あとレースの途中で脚が気になってしまったのかなと、脚が痛いような感じだったんですよね。それでも、脚が痛いながらも、気にしていながらも2時間26分ということで、別にダメだったということではないと思うんですよね。2回目のマラソンが本当のマラソンだって言われるくらい、けっこう大事。反省を生かして次に繋げられると思うので、いい経験をしたんじゃないかなと思いますね」
「上半身の使い方がうまく、アフリカ勢のようなストライド」と野口が絶賛した五島の次回に、期待を寄せたい。
(所ひで/ユーチューブライター)
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