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記事全文を読む→「ベルーナドーム」猛暑対策2つの目玉「大規模ミスト」「滝」が観客数増をもたらした絶大効果
8月9日から14日にかけて行われたベルーナドームでの5試合は、夏休み効果もあって観客動員が大幅に増加した。楽天戦では9日が2万5196人、10日が2万7387人、11日が2万6543人を記録し、ソフトバンク戦でも13日に2万7429人、14日に2万7381人と、いずれも今季トップクラスの水準に達した。平均観客数を大きく上回り、盛況ぶりを示した。
一方で、真夏のベルーナドームと切っても切れないのが「暑さ」対策だ。今季はまず、大規模なミスト設備を稼働させた。試合中を除き開場から終了まで不定期に噴霧され、1回15秒で頭上に約19.2リットル、足元に約4リットルを散布。周囲の温度を最大5度下げる効果が期待できる。
さらに今夏の目玉として登場したのが「BIG WATERFALL」。1・3塁側メインコンコース入口付近の屋根から、約11メートルの高さに滝のような放水が現れる仕掛けだ。開場から7回終了まで10分おきに約1分半稼働し、毎分1200リットルを48本のノズルから噴出。全身びしょ濡れになった子どもたちが大はしゃぎする姿は大人気の光景となった。
暑さ対策は他球場でも広がっている。ZOZOマリンでは「ロックアイス?チャージスポット」を設け、氷嚢に200グラムの氷を無料補充。日本プロ野球選手会も8月7日にNPBへ提言し、夏季はドーム開催を増やすよう呼びかけた。
ベルーナドームの今夏は、ミストで静かに冷やし、巨大水幕で一気に体温を下げる――「静」と「動」を組み合わせた発想が観戦体験に新しい感覚をもたらした。通路が湿りがちになり、周囲の湿度が高くなる副作用は残るものの、数字が示すとおり客足は戻り、球場の試みは確かに機能している。真夏の観戦を少しでも楽しく過ごすための工夫として、ベルーナドームの取り組みは確かに効果を見せている。
(ケン高田)
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