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記事全文を読む→オリオールズ菅野智之の2ケタ勝利で大注目!MLBスカウトが狙う「次のベテラン日本人投手」
今シーズン、35歳でのMLB挑戦ながら2ケタ勝利を達成したオリオールズの菅野智之。8月25日(日本時間26日)のレッドソックス戦の先発では6回4失点で負け投手にはなったものの、今や低迷を続けるチームの勝ち頭。投手陣を引っ張る存在だ。
球速はメジャーの平均以下ながら、制球力と投球術で相手打者を翻弄。1年目とは思えない老獪なピッチングで解説を務めるMLBのレジェンドたちからも賞賛を集めている。
もちろん、巨人に在籍した昨年までの12シーズンで通算136勝。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の3部門のタイトルを計10回、MVP3回、沢村賞2回の巨人の歴史に残る大エースなので日本のファンにとっては期待通りの結果とも言えるが、米球界ではもともと懐疑的な見方をされていたのも事実。しかし、目に見える形で結果を残したことで、今度は日本人のベテラン投手たちも注目を集めるようになったという。メジャー関係者との交流がある米国在住のスポーツジャーナリストは次のように語る。
「過去には黒田博樹氏が33歳、斎藤隆氏は36歳で海を渡り、メジャーで活躍しました。彼らほどの成績を残せなくても、専門家の間では戦力として貢献できる日本人ベテラン投手は多いと見られています」
年齢的にも一度目、または二度目のFA権取得の時期と重なり、本人が希望すれば球団も容認する傾向が強い。つまり、20代の選手に比べて獲得の障壁が低く、MLBの相場では比較的安価、かつ1~2年の短期で契約できるケースも多い。そのため、“お買い得物件”と見ている関係者も多いそうだ。
「例えば、日本ハムの加藤貴之投手、オリックスの九里亜蓮投手はいずれも33歳ですが制球力に優れ、故障も少ない。球速が低くても勝負できるタイプで、先発4~5番手や中継ぎなら戦力になる可能性がある。メジャー志向の有無は別としてスカウトのリストに挙がっている可能性はあります」(同)
一方、サイドスローや左腕も年齢に関係なく一定の需要があるという。
「阪神の岩崎優投手や巨人の高梨雄平選手あたりも面白いかもしれません。メジャーの打者が嫌がるタイプだと思います」(同)
順応できずにマイナー落ち、日本球界に復帰というケースも目立つが、菅野のようにベテラン投手がメジャーで活躍する姿には感動を覚える野球ファンは多いはず。今後もリスクを恐れず、海を渡るベテラン選手たちが現れることに期待したい。
(滝川与一)
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