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記事全文を読む→9月20日締め切り「サッカー超大国」を掲げる中国・習近平国家主席が「代表監督を公募」したら手を挙げたのは…
中国サッカー協会が、代表監督を「公開募集」に踏み切った。
中国代表といえば、来年6月に開催される北中米ワールドカップのアジア最終予選で3勝7敗の5位(6チーム中)に終わり、プレーオフへの出場も逃した。6月下旬にはブランコ・イバンコビッチ監督が解任され、それ以降、空席が続いている。
異例の公開募集にはさっそく、イタリア人のファビオ・カンナバーロ氏が応募した、と報じられた。サッカーファンには知られた存在で、2006年ドイツW杯でイタリアが優勝した時の主将であり、それから5年後に現役を引退すると、指導者に転身。2019年には国内クラブの広州恒大と兼任する形で、中国代表の監督を担った実績がある。
これに、ファンの反応は散々だ。指揮を執ったといっても2試合だけで、タイとウズベキスタンに、いずれも0-1で敗れている。しかも「家族と過ごす時間がない」と、投げ出すように辞めたわけで…。
「当然、ファンはそのことを忘れていないですし、どの面下げて応募してきたのかと」(サッカーライター)
すんなり就任とはなりそうにないが、他に有力な候補者が手を挙げるかといえば、そう簡単ではないという。
「習近平国家主席が『サッカー超大国にする』との野望を掲げ、国内リーグの各クラブが大金を投じてスター選手をかき集めた時期がありました。しかし国内選手のレベルはいっこうに上向かず、奥の手として政府主導の強化策で外国人選手を帰化させたのですが、それでも弱いまま。2016年に世界的な名将のマルチェロ・リッピ氏が率いても、W杯の出場権には全く手が届きませんでした。そうしたこともあり、いくら年俸が高くても引き受けたがる有力な人材はいません。このままでは『サッカー超大国』など、単なる夢で終わりそうです」(前出・サッカーライター)
募集期間は9月20日までだが、そもそも公開募集にした時点で「危機的状況」を自ら明かしているようなもの。はたして、中国サッカー界に救世主は現れるか。
(海原牧人)
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