スポーツ
Posted on 2025年09月15日 14:00

ボクシング判定決着「井上尚弥VSアフマダリエフ」を元王者2人はどう見たか「ガッカリした」「どうやればいいんだ、って」

2025年09月15日 14:00

 ガードを固め、フットワークを使った完璧なボクシングで終始、「最強の挑戦者」を圧倒。KO勝利こそ逃したが、世界戦連続勝利はジョー・ルイス、フロイド・メイウェザー(ともにアメリカ)に並び、26連勝で歴代1位となった。

 9月14日の井上尚弥の試合は、華麗な動きでムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)を3-0の判定で退けた、明白な勝利だった。これでスーパーバンタム級で世界4団体のベルトをまた守ったことになる。

 では専門家はこの戦いをどう見ていたか。元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏は、自身のYouTubeチャンネル「細川バレンタイン/前向き教室」で、
「俺はアフマダリエフにガッカリ。KOされなかったってだけで、勝ちにきてるとは思えなかった」

 その上で、2023年7月25日に、井上に2団体の世界スーパーバンタム級のベルトを8回TKOで奪われたスティーブン・フルトン(アメリカ)を例に挙げて、こうも言うのだった。
「フルトンは、なんで(最後まで)アウトボクシングでやらなかったんだろうって不満はあったけど、勝ちにいこうと思ったからなんだよ。(判定で)持っていかれると思ったんだよね、フルトンは」
 つまりアフマダリエフも、判定であれば大差で負けるであろうと感じていたはずだ、と。

 では元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二氏の見解はどうか。これも自身のYouTubeチャンネル「竹原テレビ」で言うには、
「スピードのある選手、パワーのある選手と戦ったら、(攻めて)いけなんだって。いこうと思ったら(井上が動いていて目の前に)いなくて、パンパンって打たれて。どうやればいいんだ、って。たまに打てるなって打ったら、また外されて打たれて」
 アフマダリエフは井上のスピードと動きに最後まで対応できず、つまりは成すすべがなかった、というのだ。それが消極的に見えた理由である、と。

 最強の挑戦者と目されたアフマダリエフに、何もさせずに圧倒した井上。次戦となる12月27日のサウジアラビアでの試合では、来年5月の激突が予定される中谷潤人とともに、リングに上がる。両者ともに無事に勝てばいよいよ、パウンド・フォー・パウンドのトップ10にランクする者同士の、世紀の直接対決となるのだ。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク