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記事全文を読む→この5年で4万キロ超が消えた!あなたの街の路線バスも危ない
近年、全国各地でローカル線の廃止が議論されており、この10年で廃止となった路線・区間は11件。ただし、鉄道を大幅に上回るペースで廃止が進んでいるのは路線バス。地方の過疎地域はもちろん、大都市圏など沿線人口の多い地域でも実際廃止となる路線が出始めている。
ちなみに国土交通省「数字でみる自動車2024」によると、22年度までの5年間に廃止の届出のあった乗合バス路線の総距離はなんと4万7342キロ。これは同時期に廃止になった鉄道の200倍にも及び、1県あたり約1000キロ廃止となっていることを意味する。
ただし、路線バスの廃止増加は今に始まった話ではない。06~10年度の5年間の廃止総距離は6万8211キロと大幅に上回るからだ。
「利用客の少ない路線は公的補助の対象となっていましたが、02年の改正道路運送法の施行に伴い、その条件も引き上げられたんです。これにより補助を得られなくなった不採算路線は一気に減ったんです」(交通インフラ事情に詳しいジャーナリスト)
しかも、今度は運転手不足という新たな問題に直面。路線の廃止ラッシュが収まる気配はなく、8月末には岡山市内の循環バス「めぐりん」が運行を終了。さらに9月末には、JR九州バスは2路線を廃止し、県内から撤退する。
この他、長野市内ではアルピコ交通が1路線、北海道道東地区を走るくしろバスは4路線が廃止・別路線との統合となる。
「廃止になっても多くの場合は別系統の路線バス、もしくは自治体の運営・委託によるコミュニティバスやデマンド交通があり、何かしらの移動手段は残されています。それでも本数の減少や毎日運行しないケースも多く、これすらも廃止になる場合がある。特に地方に住む方は、今後ますます不便になるでしょうね」(同)
高齢になると視力や視野、認知機能の衰えで車を運転するのも難しくなる。定年後はのんびり田舎暮らしというのも簡単ではなさそうだ。
(トシタカマサ)
※写真は、アルピコ交通の路線バス
アサ芸チョイス
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