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Posted on 2025年11月26日 11:15

「大関・安青錦」誕生フィーバーの裏で…「親方になって指導したい」日本人帰化申請の条件が厳格化する「高市外国人政策」

2025年11月26日 11:15

 日本相撲協会が来年初場所(2026年1月11日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を行い、ウクライナ人初の大関・安青錦(本名:ダニーロ・ヤブグシシン)が誕生した。師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)からは「自分で考えろ」と言われていた口上は「大関の名に恥じぬよう、またさらに上を目指して精進いたします」だった。

 初土俵から所要14場所の大関昇進は、年6場所制となった1958年(昭和33年)以降(付け出しは除く)、歴代1位のスピード記録。21歳8カ月の大関昇進も4位の年少記録だ。
 これまでの年少大関昇進は、貴乃花(20歳5カ月)、北の湖(20歳8カ月)、白鵬(21歳0カ月)と、全員が20歳以上だった。いずれも優勝している大横綱である

 向かうところ敵なしの安青錦だが、日本政府は高市早苗総理肝いりの「外国人政策」の柱となる日本国籍取得について、「帰化」要件を厳格化することになった。
「海外から来る力士にとっては、大きな問題です。引退後、帰化なくしては相撲協会に在籍することはできません。退職した白鵬さんを筆頭に、モンゴル勢は帰化を条件とすることに、否定的な意見を発信していました」(相撲協会OB)

「相撲が好き。できれば指導したい。親方になるには国籍を変えないといけない」
 安青錦はそうコメントしており、帰化には意欲的だ。現在、帰化を申請するには「5年以上」の日本居住が必要となる。安青錦は2022年4月に母国の戦火を逃れるため、来日した。再来年の2027年には帰化申請可能の条件をクリアすることになるが、
「取得条件を日本居住10年以上とする流れになっており、来年1月には本格的な議論に入ります。居住5年以上という現在の条件で安青錦が帰化できる可能性は低いでしょう」(政治部記者)

 居住10年以上となれば、18歳で日本での生活をスタートさせた安青錦の帰化は2032年以降。最速でも28歳になってからだ。

(小田龍司)

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