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記事全文を読む→武豊番・片山良三「栗東ナマ情報」〈ミュージアムマイルが能力全開〉
TBS系で放映された「ザ・ロイヤルファミリー」が高視聴率を維持したまま終了。最終回のクライマックスが有馬記念だったことと、25年は久々に最終日の開催に組まれたことの効果で、興行的にも馬券的にも大いに盛り上がりそうだ。
最もドラマティックな結末は、鞍上武豊のメイショウタバルの優勝だろうか。個人馬主としては空前絶後とも言われる2000勝を達成した直後に亡くなった、先代の松本好雄オーナーの最後の傑作。武豊とコンビを組んでから折り合いに大きな進境を見せて、前走の天皇賞・秋ではスローペースに落としすぎたために、切れ味のある馬たちに差し込まれた内容。それでもわずかにコンマ2秒差で、メイショウタバル自身も33秒1で上がっているのだから、6着でもあれを凡走と言うべきではない。
「有馬記念なら勝ち負けです」とは武豊自身の感触で、だからこそジャパンカップを見送ってここまで待機したのだ。見え見えの逃げでも、マークがキツイということもなさそう。日高の馬が現実でもドラマを起こす可能性は低くない。
それでも◎はミュージアムマイルに打つ。25年の3歳世代のレベルの高さはとっくに証明済みだが、その中でもミュージアムマイルの皐月賞の強さは格別だった。ダービーでは6着に崩れたが、それは東京コースに対する適性の差。それでも、天皇賞・秋はマスカレードボールに迫る2着に来て、パワーアップを証明している。中山なら展開に関係なく全能力を出せる馬で、3歳3強のうち、唯一の出走なら黙って信頼していい。
レガレイラも中山で実力2割増し。京都のエリザベス女王杯を快勝した自信は大きいはずで、昨年に続く連覇も十分。
ビザンチンドリームは、凱旋門賞5着が大きな値打ち。香港ヴァーズの1、2着が凱旋門賞3、4着馬での決着で、黙っているうちにこの馬の価値が上がっている。中山実績がないので、人気の盲点になる可能性もあるだろう。
ダノンデサイルは、JC3着のあと、カラ馬との絡みで落馬してしまったのが気になるところ。カラ馬で“好走”したアドマイヤテラについては、このパターンでの有馬記念激走は考えにくいので無印。
おそらく出走枠まで届かないが、エキサイトバイオは出たら怖い馬。26年の春も覚えておくべきだ。
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