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記事全文を読む→カリスマ馬券師・亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」〈「米国要素」の薄い馬は不利〉
有馬記念は小回りコースのため、コーナーでスピードを持続する能力に優れた血統が大事になります。中でも「血統ビーム」オリジナルの国別血統タイプ「米国型」の血を強化されている馬が走りやすいです(国別血統タイプはスマート出馬表を参照)。
また、コーナーでの加速力も問われるため「スプリント血統」を持つことも重要。23年の1着馬ドウデュース、7番人気で2着したスターズオンアース、離れた8番人気ながら5着だったシャフリヤールの3頭は母父が「米国型」でした。
24年もシャフリヤールが10番人気で2着。3着ダノンデサイルも母父が「米国型」です。23年と24年で、3番人気以内に支持された馬の中で、母父と母母父が米国型ではなかった馬は3頭。23年のジャスティンパレスが1番人気で4着。24年はベラジオオペラが3番人気で4着、アーバンシックが1番人気で6着と馬券圏外に凡走。米国要素の薄い馬は不利なのです。
また、スプリント力も問われるため、短めの距離実績がある馬も有利です。16年以降の勝ち馬9頭中8頭は、芝1800メートル以下重賞も制しています。23年は2頭しかいなかった芝1600メートルGⅠの連対馬が1、2着。時計が速い年ほど、マイルGⅠでも対応できるほどのスピードが重要です。
中でも注目はフレンチデピュティの血。「米国型」血統で同じ中山のスプリンターズSの勝ち馬を多数出しています(ママコチャ、カレンチャン、スリープレスナイトも父系にフレンチデピュティの血を持つ馬)。
20年1着、21年3着だったクロノジェネシスは母父がクロフネ。その父はフレンチデピュティです。
25年の出走予定馬でフレンチデピュティの血を持つ馬はアドマイヤテラ、タスティエーラ、ビザンチンドリーム、ミュージアムマイル、メイショウタバル。
軽い馬場なら最有力はミュージアムマイル。前記したように時計が出る馬場ではマイル実績が重要で、ミュージアムマイルはその名のとおり、マイル戦の能力も高く、朝日杯FSでも2着しています。
タフな馬場ならメイショウタバル。父ゴールドシップは自身も産駒もタフな馬場が得意でした。同種牡馬の産駒マイネルエンペラーもタフな馬場で行われた同コースを優勝。雨が降って同一種牡馬産駒の1、2着という決着は、話題のドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)と同じになるわけですが、はたしてどうでしょう(笑)。
亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。著書「フォーメーションと合成オッズを使いこなして効率的に馬券で儲ける方法」(オーパーツ・パブリッシング)ほか多数。
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