社会

「モラハラ」「爆買い」「ドローン」‥‥話題ワードで2015年上半期を振り返る

20150625keyword

 6月も終わりに近づき、早くも2015年上半期が終わろうとしている。

 お笑い界ではクマムシの「あったかいんだからぁ」、8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」が年末の「流行語大賞」候補だと話題になったが、それ以外にも事件、現象、流行は数々生まれ、そのたびにテレビ、雑誌、ネットでキーワードが躍った。そんな言葉の数々で、上半期を振り返ってみよう。

「新年早々、話題となったのが『イスラム国』でした。ネット上では凄惨な画像が流され、世界に衝撃を与えました。犠牲となった日本人2人に『自己責任』論が噴出した点も印象深いですね」(社会部記者)

 同じころ、芸能界でも衝撃的な出来事があった。

「おしどり夫婦と思われた三船美佳と高橋ジョージの離婚訴訟です。原因とされる『モラハラ』はワイドショーで再三取り沙汰され、議論が巻き起こりました」(芸能ライター)

 円安が進んだことによって、こんな言葉も生まれた。

「中国人の『爆買い』ですね。旧正月に来日した中国人の買い漁りぶりはテレビ的にも面白かった。先日も質流れ品のバーゲンに殺到した中国人のニュースを、各局こぞって放送していましたよ」(テレビ局関係者)

 文学界でも注目の言葉が現れた。

「三島賞ノミネート作で芥川賞候補にもなったピース・又吉直樹の『火花』、大ヒット小説で映画化もされた『ビリギャル』が大きな話題になりました。一方で、波紋を呼んだのが元少年A『絶歌』ですね」(書籍部編集者)

 ほかにも、官邸に乗り込んだ「ドローン」、歌舞伎町に横行する「ボッタクリ」、榎木孝明が挑戦した30日間の「不食」などが上半期の注目ワードと言えるだろう。

 下半期はどんな言葉が生まれるのか。誰も傷つかず、平和的で笑える言葉であってほしいものだが。

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
4
前世の記憶を持つ少年「僕は神風特攻隊員だった」検証番組に抱いた違和感
5
前田日明「しくじり先生」で語らなかった「最大のしくじり」南アフリカ先住民事件