芸能

斎藤工、テレビは低視聴率でも映画はヒットする“ある理由”とは?

20150708saito

 俳優の斎藤工が7月4日、都内で主演映画「虎影」の舞台あいさつに登場した。売れない頃からの付き合いという同映画の西村喜廣監督に「君しかいない」と口説かれ、二つ返事で主演を快諾。妻子のために立ち上がる元忍者を演じている。

「虎影」は、去る6月20日に公開。関西や東京などの上映館での舞台あいさつを1日何回も行ってきた。その甲斐あって興行成績も上々。4日の舞台あいさつも「大ヒット記念」の触れ込みだった。

「ミニシアターランキングで初登場5位だったのが、翌週は2位を記録する人気ぶり。舞台あいさつは公開初日に行われるのが普通。宣伝イベントは基本的にノーギャラなので、何度もやられたら出演者も大変です。しかし、超のつく映画好きの斎藤は映画イベントでも全力投球。舞台あいさつも単なるイベントでなく、わざわざ足を運んでくれた観客に直に感謝を伝える場という認識で、積極的に対応していました」(映画ライター)

 連ドラ「昼顔」(フジテレビ系)でブレイクしたことから、斎藤ファンは年下の学生や20代の独身OLと思われていた。だが、実際に駆けつけたのは、斎藤と同年代か、それ以上の熟年世代が多かった。それもリピーターが少なくないという。「キャーキャー歓声をあげることも、うちわを振ったり掛け声をかけたりもしない。舞台の斎藤に向かって、ただひたすら熱いまなざしを向け、一言も聞き逃すまいと耳を澄ましているという感じでした。共演者の鳥居みゆきが登壇して、飲み会で斎藤が銀杏を剥いてくれた“いい人エピソード”や、打ち上げの飲み会で斎藤が会費の3000円を1万円出してお釣りをもらい損ねたため、お金が足りなくなって歩いて帰った話を披露。そんなふうにあれこれバラされてもニヒルな笑いを浮かべて大人な対応に終始した斎藤の一挙手一投足を、彼女たちがうっとりした表情で見つめているのが印象的でしたね」(女性誌記者)

 映画が大好きで、映画のためなら何でもやると公言してはばからない斎藤。そんな彼を応援するため、馳せ参じるエネルギッシュな熟年軍団。初主演連ドラ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ系)はあまりの低視聴率で終了したため、次がないとささやかれてもいた斎藤。映画にシフトしたほうがお互いのためにいいのかもしれない。

(塩勢知央)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
4
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
5
「絶対にやめろ」に大反発!トルシエ元日本代表監督が初めて明かした日本サッカー協会とのバトル