芸能
Posted on 2015年08月18日 09:58

「オネエ」と呼ばれるのを拒否する能町みね子とは結局何者なのか?

2015年08月18日 09:58

20150818nomachi

 エッセイストの能町みね子が、日本テレビに「私はオネエではありません」とクレームを付けたことが話題になっている。8月4日放送の「今夜くらべてみました」にて“華麗なるオネエ史”という年表が紹介され、そこに“東大卒オネエ”と掲載されていたもの。

 能町はスポーツ紙の取材にて「オネエという表現は、差別に受け取れます」と説明。これに対してクリス松村が「マイノリティがマイノリティを傷つける」と苦言を呈し、さらには能町が「クリス松村さんは報道記事しか読んでないんじゃないかなあ」とツイッターで反応するなど、オネエ年表に端を発した問題が広がり続けているのだ。

 ただ、多くの一般人(いわゆる性的マジョリティ)にとっては、なぜ能町がこれほど過剰に反応するのかがわかりにくい。そもそも「私はオネエじゃない」と言い切る能町とはどういう人物なのだろうか? テレビ出演も多い能町について、女性誌ライターはこう解説する。

「能町さんの立ち位置は年々、変わってきているんです。元々は自分が男性であることを隠し、OLとして生活をしている様子を『オカマだけどOLやってます。』というブログに綴り、それが話題になりました。性同一性障害と診断されており、いわゆるLGBTの一人だったんです」

 なんと能町は、かつて“オカマ”を自称していたのである。そのオカマという単語は差別的だとして、現在のテレビ業界では代わりに“オネエ”を使うようになっている。それなら、能町がオネエと呼ばれるのを拒否するのはおかしい話にも思える。

「能町さんはその後、性別適合手術を受けて肉体的に女性となり、戸籍の上でも女性になったんですね。その過程でブログのタイトルも『オカマじゃなくなりました。』に代わり、さらに2007年には同ブログも終了。現在は『俺たちデトックス女子会』というイベントを開催するなど、完全に女性として活動しているんです」

 つまり、もはや女性となったのに、未だにオネエとしてくくられるのは失礼ということなのかもしれない。理屈としては分からなくもないが、ツイッターに日本テレビ局員の実名をさらしてまで抗議するほどのことなのか、疑問に感じる人は少なくないだろう。

「番組では能町さんをオネエの一人としてパネルに載せていただけで、名前を読み上げることもありませんでした。彼女がオカマを自称していたことは事実ですし、現在のポジションにたどり着くまでの過程を自己否定しているようにも感じてしまうのですが‥‥」(前出・女性誌ライター)

 性的マイノリティの問題は奥が深いが、今回の件がどのように収束するのか、予断を許さないようだ。

(白根麻子)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年06月24日 20:00

    中道改革連合の伊佐進一衆院議員(比例近畿ブロック)というと、青いスパンコールのジャケットや華やかな蝶ネクタイといった「派手な服装」をしていることで有名になった。最近は自民党総裁選での中傷動画疑惑をめぐり、国会で高市早苗首相を積極的に追及して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年06月26日 11:00

    超親密を保っていたアメリカのトランプ大統領とイタリアのメローニ首相が突然、激しく罵り合う。一枚の写真がきっかけだった。トランプ大統領はフランスで開催されたG7サミットでの「出来事」を、イタリアのテレビインタビューで、次のように明かしたのであ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月26日 13:30

    月並みな物言いだが、あの巨人・阿部慎之助前監督逮捕のニュースは、AIと人間との関係を改めて考えさせられた。父親から暴力を受けた長女が「チャットGPT」に相談し、その回答に基づいて児童相談所に通報したところ、警察が即座に動いて現行犯逮捕に至っ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク