芸能
Posted on 2015年09月18日 09:59

重苦しいのは観たくない!映画「天空の蜂」が鬼怒川の大氾濫で急ブレーキ!?

2015年09月18日 09:59

20150918tenkunohachi

 7月、8月公開作品で興収30億円以上が8本も飛び出し、2001年以来の大盛況となったという今夏の映画業界。その勢いに乗じてシルバーウィークのあるこの秋も突っ走りたい胸算用だったようだが、ここに来て急ブレーキがかかってきた。

 8月後半~9月初旬公開で好調といえるのは「テッド2」のみ。向井理主演の「S-最後の警官」は期待の約半分の数字、2週連続で過去作品をテレビ放映したことでぎりぎり上位に踏みとどまっている「アンフェア the end」もその過去2作には遠く及びそうにない。

 そんな中、期待されていた江口洋介主演の「天空の蜂」に不運が起きた。公開が直前に迫った9月10日、鬼怒川のまさかの大氾濫が起きたのだ。あの津波を想起せざるをえない濁流に飲み込まれる家の数々、取り残される住民の様子に目を覆った国民も多かったことだろう。

「この作品のクライマックスのひとつに、手に汗握る自衛隊ヘリコプターでの救助シーンがあるのですが、国民は映画どころか鬼怒川の救助を生中継で見てしまいました。もはやお金を出してまで、あんな重苦しい光景を見たくないと鑑賞控えが進んだと聞きます。近年の邦画ではナンバーワンという評価も多い出色の出来なのですが、原発がテーマだけにテレビ局もバックにつかない、配給が松竹なので大手シネコンのTOHOシネマズがまったく推さないなど、不利も伝えられてはいましたが、それでも作品の良さでヒットするだろうと見られていました。ところが公開初週の動員数は3位、興収は4位にとどまりました。自然災害が相手では誰にも文句が言えませんから、関係者も落胆したことでしょうね」(映画ライター)

 とはいえ、観客からは邦画史上に残る傑作だという声が多い「天空の蜂」。大雨の惨事が少し落ち着いたあとでも、映画館に足を運んでみて損はないかもしれない。

(藤田まさし)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク