芸能

天才テリー伊藤対談「蛭子能収」健さんの後を継ぐのは蛭子さんだな

20151029y

テリー 話は変わりますけど、来年、なんと蛭子さんの主演映画が公開予定なんですって?

蛭子 はい、そうなんですよ。

テリー ビックリしましたよ。タイトルは?

蛭子 「任侠野郎」。

テリー ということは、ヤクザもの?

蛭子 そうですね。俺の役は、クレープ屋さんをやってる元ヤクザという設定なんですけど。

テリー もうその段階でおもしろそうじゃないですか!

蛭子 で、やめたあともつきあいのある組があるんですが、悪いヤクザと一緒に商売をしたために、仲間のヤクザが割を食う状況になってしまったので、そいつらを俺が懲らしめに行くっていう。

テリー それはいいね。

蛭子 まあ、言うと何ですけど、昔ながらのヤクザ映画のストーリーですね。

テリー 何がいいって、蛭子さんをヤクザ役に抜擢するところにセンスを感じますよ。

蛭子 え、そうですか?

テリー なぜかというと、俺、昔から蛭子さんは「ポスト高倉健」になれる男だと思ってたんですよ。

蛭子 アハハハハ。いやいやいや、俺なんかフニャフニャしすぎてますよ。

テリー まぁ、聞いてくださいよ。俺、前に阿部寛さん主演版の「幸福の黄色いハンカチ」を観たんですけどね。

蛭子 ああ、はい、ありますね。

テリー 阿部さんには悪いけれども「高倉健にかなうわけないじゃん」と思いながら最後まで観ました。でも、これは別に阿部さんが悪いわけじゃなくて、この作品は誰の主演でリメイクしても、結局は高倉健版と比べられるんですよ。

蛭子 それはそうでしょうねぇ。

テリー ところが、蛭子さんは高倉健から最も遠いところにいるんですよ。だから、まず比較されようがないわけです。

蛭子 ああ、それは‥‥ホメられてるのかな(笑)

テリー ホメてますよ。だから高倉健作品のリメイクは、蛭子さんなら成立するというのが俺の考えですよ。それ以外は、例えば木村拓哉や妻夫木聡、福山雅治がやろうがダメなんですよ。「黄色いハンカチ」、蛭子さんでやってほしいな。

蛭子 それはちょっと荷が重いですよ。

テリー だから、俺は蛭子さん主演のヤクザ映画は大正解だと思いますけどね。

蛭子 でも、ヒットするかどうかは俺にはわからないんですけどね(笑)。

テリー いやいや、おもしろくなりますよ。他に今後の予定はあるんですか?

蛭子 これも来年なんですけど、1月1日から渋谷パルコで自分の作品の展覧会を開催することになったんですよ。

テリー へえ、すごいじゃないですか! 本業のほうもスポットライトが当たることになるんですね。

蛭子 ええ、ですからこれにちょっと力を入れようかと思ってます。

テリー それは長編マンガを描き下ろすみたいな?

蛭子 マンガというより、イラストをたくさん描いて展示することになると思いますね。

テリー じゃあ、これからますます忙しくなるじゃないですか。ほら、俺が言ったとおり、蛭子さんの時代が来てるじゃない。

蛭子 エヘヘ。まあ、頑張ります。

テリー だけど、奥さんもキチンと抱いてあげてくださいよ!

蛭子 もう「平成の絶倫王」の名は重いですよ‥‥(苦笑)。

◆テリーからひと言

 しかし、ここまで自然体でいられる蛭子さんは、本当にすごいね。「平成の絶倫王」の看板はまだまだ下ろさせませんから。クスリ、待っててくださいね!

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身