芸能

天才テリー伊藤対談「メイプル超合金」(1)最後は根負けしてコンビ結成を…

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●ゲスト:メイプル超合金(めいぷる・ちょうごうきん) ■カズレーザー(写真右)/1984年、埼玉県生まれ。■安藤なつ/1981年、東京都生まれ。ピン芸人だったカズレーザーが、お笑いコンビ「ぷち観音」を解散し、引退を決意していた安藤なつに声をかけ、2012年8月コンビ結成。以後、ライブハウスを中心に地道に活動を続ける。昨年の「M-1グランプリ」で決勝に進出し、一気に知名度を高める。以降、多くのバラエティ番組に出演。現在は「教えて!アプリ先生」(TOKYO MX、毎週水曜24:00~)にレギュラー出演中。

 金髪&全身真っ赤な服装のマッチョマン、そして体重130キロのオカッパ女性という、一度見たら忘れられない強烈なビジュアルで瞬く間にお茶の間の人気者となったお笑いコンビ・メイプル超合金。その素顔は見かけ以上にブッ飛んでおり、天才テリーも仰天と爆笑の連続!

テリー 去年の「M-1グランプリ」で決勝に残って以来、スゴい人気じゃない! 生活は変わった?

カズ それが実感ないんですよ。何で忙しいのか、逆に不思議で。僕らみたいなのを見たがるなんて、たぶん世間が疲れているんでしょうね(笑)。

テリー いや、それは大事なことだよ。疲れてる人が2人を見て、元気が出ると思ってくれてるんだから。

安藤 本当ですか? なら、すごくうれしいです。

テリー ところで、2人は見た目がどっちも強烈じゃない。どうしてコンビを組むことに?

カズ 僕はピン芸人を5~6年やってたんですけど、ホントに一度もウケることなく、スベり続けてたんです。そしたらマネージャーに呼び出されて、「このままスベり続けて死ぬか、コンビを組むか、どっちか選べ」って言われたんです。

テリー おお、すごい選択だ(笑)。

カズ で、「死にたくないからコンビを組みます」と。その時たまたま、なつさんが、前のコンビを解散して何もしてなかったんです。

テリー なっちゃんのことを、前から「才能あるな」と思ってたんだ?

カズ いえ、コンビのネタも見てたんですけど、あんまりおもしろいと思ったことはなかったです(笑)。

安藤 そのコンビは、ネタよりもキャラクター重視で、「レポーターとかをやっていければいいや」ぐらいのスタンスだったので。

テリー じゃあ、どうして声をかけたの?

カズ 僕の考えに「デカい人はおもしろい」っていうのがあって(笑)、並んだ時のインパクトが大きいだろうな、と。あと、最初からおもしろい人より、まだ完成していない人と組んだほうが、今までにない化学反応が起こるんじゃないかというのもありましたね。

テリー なっちゃんは誘われた時、「もう抱かれてもいい!」と思ったの?

安藤 いやいやいや(笑)。カズは事務所の後輩なんですけど、それまで何の接点もなくて、「全身真っ赤で金髪の、気持ち悪い男がいる」ぐらいの認識でした。

テリー まあ、そこは間違ってないよな(笑)。

安藤 だから「コンビ組みません?」って言われた時に、「絶対無理!」と思って、断り続けてたんです。実はその頃、芸能界を引退して、前にやっていた介護職に就こうと思っていたんです。

テリー へえ、じゃあ何で心変わりをしたの?

安藤 この男、何をどんなに言っても「ハイハイ、わかります」としか言わないんですよ。

テリー ハハハ、話を聞かないんだ?

カズ 自分の中では、もう何を言われても「コンビを組む」って決めてましたからね。

安藤 それで、あんまりしつこいから「一度、キチンと場を設けよう」と、ファミレスに集まったんです。で、「30歳過ぎての再スタートはキツい」みたいなことをこちらが延々と話してるのに、カズは「ハイハイ、わかりました。じゃあ、ちょっとドリンクバー行ってきまーす」って、まったく聞いてない(笑)。最後はもう、根負けしました。

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