エンタメ

石破茂、枝野幸男…「シン・ゴジラ」にガチでダメ出しする政治家がイタい!

20160902shingodzilla

「シン・ゴジラ」の勢いが止まらない。観客動員は累計約344万人、興行収入は遂に53億円を突破した。サイリウム・仮装OKの発声可能上映、女性客限定上映などのイベント企画も好調で、今週末からはゴジラシリーズの聖地でもある「TOHOシネマズ日劇」での限定公開も始まるなど、まだまだ話題はつきないようだ。

「現実にゴジラが現れたら」をテーマに、リアリティ重視で描かれる物語が様々な解釈を呼び、多くの識者からのコメントを引き出しているところも本作の大きな特徴のひとつである。しかもここにきて、本作の主人公たちのモデルとも言える政治家たちが活発な発言をし始めた。

「最近では、石破茂元防衛庁長官がブログで『シン・ゴジラ』での自衛隊の対応に違和感を覚える旨の発言をしたり、枝野幸男民進党幹事長が3.11時の日本の官僚は映画以上に頑張っていた、と比較するようなコメントを出していたりしていますね」(映画ライター)

 本作に数多くの政治家、官僚が取材で協力しているため、作品自体への関心が高いというのも理由のひとつだろう。だが、一部ではこういう見方もあるようだ。

「結局、『シン・ゴジラ』を語ることで自身のイメージを上げるという計算があってのことだと思いますよ。発言の内容を見ていても、作品そのものを語るというよりは“あの描写は間違っている”とか、“有事の時はこういうことをするものだ”といったダメ出しがメインになってしまっている。それをするのが現場にいる自分の立場だということなのでしょうが、正直、映画を楽しむ側からすると、そのリアルへの固執は聞いていてかえって萎えるんですよね(笑)。観客はそこを楽しんでいるわけではないですから」(前出・映画ライター)

 自身の立場をアピールするのは構わないが、映画に登場する虚構の政治家たちが自分たち以上に大きな人気を集めていることにも、目を配ってほしいものだ。

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
2
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
3
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
4
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか
5
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」