芸能
Posted on 2016年10月22日 17:59

ピコ太郎が「ビルボード」77位に入るも米国ではまったくウケていなかった?

2016年10月22日 17:59

20161022picotaro

 謎のアーティスト・ピコ太郎の楽曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が快進撃を続けている。ユーチューブの世界ランキングで日本人初の1位を奪取したのに続き、世界的な権威を持つ米ビルボードでは、10月19日付の総合チャートにて77位にランクイン。日本人として26年ぶりのベスト100入りを果たしたのである。

 この快挙により、ピコ太郎の人気が太平洋を越えてアメリカにまで広がったと評する向きも多い。しかし、実際にはアメリカではほとんど盛り上がっていないと、音楽ライターは指摘する。

「今回のランクインは、音楽がデジタル化したことによる恩恵と言えるでしょう。ビルボードではランキングの計算方法を公開しており、売上とエアプレイ(放送時間)、そしてユーチューブを含むストリーミングの3要素から算出しています。このうち売上とエアプレイはアメリカ国内のみが対象となりますが、ストリーミングには国境の壁がないため、『PPAP』のランキングを押し上げているのです」

 ビルボードによると、3要素の貢献度は曲によって大きく異なるという。2013年に明かした数字では、ケイティ・ペリーの「ダークホース」ではポイントの99%が売上によるもの。それに対してマルーン5の「ラブサムバディ」ではポイントの67%をエアプレイで得ていたという。一方でマイリー・サイラスの「レッキングボール」が1位に輝いた時の原動力は、ポイントの64%に及ぶストリーミングだったというのだ。

「つまりユーチューブ人気が爆発すれば、売上ゼロでもチャートにランクインできるわけです。実際、米iTunesのランキングに『PPAP』の姿はありませんし、ラジオ局が同曲を掛けることもないでしょう。このようにほとんどのアメリカ人が聴いたことのない『PPAP』がランクインするという不思議な現象になっているんですね」

 ちなみに検索回数ランキングでもアメリカではまったく話題になっていない「PPAP」だが、アジア各国では結構な注目を浴びているという。ピコ太郎のアメリカ進出は無理でも、アジア進出には期待できるのかもしれない。

(金田麻有)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年04月26日 08:30

    3月から4月にかけて、地方などの首長選で自民党推薦候補が相次いで敗北している。高市内閣が依然として高い支持率を保つのに、だ。PR会社関係者が明かす。「4月12日の東京・練馬区長選では自民などが推薦し、小池百合子都知事も支援した前都議が圧勝す...

    記事全文を読む→
    社会
    2026年04月24日 11:30

    まさに「泣きっ面に蜂」である。ほかでもない、「後発地震」と「山林火災」と「クマ出没」という、未曽有の「三重苦」に見舞われている岩手県大槌町の被害実態だ。町民の心胆を寒からしめているコトの次第を、時系列に沿って追ってみると…。三陸のリアス式海...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年04月29日 15:00

    中国で今、国防の要となるエリート科学者たちが、まるで示し合わせたかのように次々と謎の死を遂げている。公表されているだけでも、その数は9人。死亡者の年齢は26歳から68歳までと広いが、中国メディアやSNSでは「深夜の交通事故」など、その死亡原...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク