芸能

NHK紅白“出場落選女”たちの激烈バトル(2)三顧の礼で宇多田ヒカルがようやく出演

20161208c

 高畑は“夏の紅白”とも言われる同局の「思い出のメロディー」の司会を務め、紅組司会も濃厚と見られていた。それを一変させたのが、くしくも同ドラマの主題歌を担当した宇多田ヒカル(33)の初出場が決まったからだというではないか。その裏には宇多田と母・藤圭子(故人)の母娘二代にわたる和田との確執があった。

「藤が71年に結婚した前川清(68)は、和田が芸能界で一方的に長年思いを寄せ続けてきた人物なんです。それを奪われたあげく、わずか1年で離婚したことに和田は怒り心頭となった。遺恨は娘にも引き継がれ、事あるごとに、番組で宇多田への皮肉を呈すほどです」(芸能プロデューサー)

 一方、世界的知名度を誇る宇多田のためにNHKは三顧の礼で迎えたという。

「籾井会長は『紅組の目玉は宇多田しかいない。何としてでも取ってくるんだ』と鼻息を荒くしていた。テレビ嫌いの宇多田のために『会見は出なくていい』『当日は在住する欧州からの中継』と最大限に譲歩していました。宇多田の機嫌を損ねないためにも、障害となりかねない和田は最初から排除する方針でした。和田にとって母娘二代にわたって“女の闘い”に敗れたわけです」(NHK局員)

 ところが、その宇多田に懸念されるのが“劣化”だ。

「人前で歌い上げる機会を放棄していた結果、全盛期と比べて歌唱力の低下は否めません。今年、音楽番組で歌っているものは全て収録です。現時点では生放送の予定ですが、耐えられないと判断したら録画に切り替えざるをえません」(音楽プロデューサー)

 さて、籾井会長が「白組の目玉」と熱を上げていたSMAPは予想どおり不選出となった。

「NHKも長らく交渉を続けてきましたが、10月頃から事務所は『何とも言えません』と答えるだけで、相手にされていませんでした。業を煮やした役員が『司会で中居正広(44)だけでも起用できないか』と伝えると、ジャニーズ側は『独立を画策し、身勝手に解散した人間に花道なんて作る必要はない!』と大激怒。諦めきれないNHKは中居や草なぎ剛(42)と仲がいいタモリ(71)や、木村拓哉(44)と交流の深い明石家さんま(61)を審査員やゲストでキャスティングすることを匂わせました」(スポーツ紙芸能担当記者)

 現在も、メンバーの心変わりを待っているのである。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
4
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
5
前世の記憶を持つ少年「僕は神風特攻隊員だった」検証番組に抱いた違和感