芸能

天才テリー伊藤対談「港カヲル(皆川猿時)」(1)デュエット相手とまだ会ってません

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●ゲスト:港カヲル(みなと・かをる)/皆川猿時(みながわ・さるとき) 1971年2月1日、福島県生まれ。ボーカルの破壊(阿部サダヲ)やギターの暴動(宮藤官九郎)が在籍するパンクコントバンド「グループ魂」のMC担当。永遠の46歳。2月に実年齢が46歳になったことを記念し、今年1月にソロデビューアルバム「俺でいいのかい~港カヲル、歌いすぎる~」をリリース。2月1日・7日に「港カヲル 人間生活46周年コンサート ~演奏・グループ魂~」を東京と大阪で開催。俳優・皆川猿時としては、現在放送中の「下剋上受験」(TBS系)、「忠臣蔵の恋」(NHK)など数々のドラマ、映画に出演。特に2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で北三陸高校潜水土木科の教師・磯野心平役を演じ、注目を集めた。

「あまちゃん」などで知られる俳優・皆川猿時のもう1つの顔、それがパンクコントバンド「グループ魂」のメインMC「永遠の46歳」港カヲルだ。今回、本当に46歳となったことを記念して、ソロアルバムを発売。その勢いで、ド派手な衣裳とともに天才テリーの前に登場した!

テリー いやァ、これはまた、めでたい衣装で、ありがとうございます(笑)。

 いえいえ(笑)。今回は港カヲルの正装でおじゃましました。

テリー 俳優の皆川猿時さんではなくて。

 はい、ミュージシャンの港カヲルということでお願いします。

テリー 港さんは、宮藤官九郎さん、阿部サダヲさんらがメンバーのロックバンド「グループ魂」のメインMCで、今回ソロデビューしたんですよね。

 僕は「グループ魂」に途中から参加したんですが、その時に港カヲルを「永遠の46歳」という設定にしたんです。

テリー それはまた何で?

 深い意味はないんですけど、当時の僕らから見た、ちょうどいいオジサンのイメージで、まァおもしろいんじゃないかと。ところがこの前の2月1日に、僕が本当に46歳になっちゃったんです。

テリー あ、実年齢が設定に追いついたんだ?

 そうなんです。「だったら、その記念にソロデビューさせちゃおう!」と周りが盛り上がりまして。

テリー お祝いっていうより悪ノリのほうが強めだね、そりゃ(笑)。せっかくだから、デビューアルバム、ここで聴いちゃいますか?

 どうぞどうぞ。

テリー (1曲目「俺でいいのかい」のイントロを聴いて)あらっ、意外とオシャレな曲じゃないですか。

 もともと、港カヲルは「ダンディな男」という設定だったんですよ。僕がその頃より30キロ以上太ってしまって、いつの間にか「ただの下品なオジサン」みたいになってしまったので、今回は原点に立ち返ろうと、楽曲もその路線で。この曲は、宮藤官九郎が作ってくれました。

テリー しかし、冷静に聴くと、こりゃまたバカな歌詞だねェ(笑)。

 で、2曲目は、ゴスペラーズのカバーなんです。

テリー あ、これ「ひとり」だ。あんな有名なヒット曲をここまで違う仕上がりにするなんて、ゴスペラーズとファンに失礼なんじゃないの?(笑)。

 アハハハハ! これはもう、笑ってもらえれば。

テリー しかし、2曲聴いただけで贅沢なレコーディングだっていうのがわかるね。音もけっこうたくさん使ってるし。

 参加メンバーもすごくて、通常のレコーディングより、すごくお金がかかってると思います。

テリー (歌詞カードを見て)あっ、神田沙也加さんも参加してるんだね?

 恥ずかしながら、デュエットをさせていただきました。

テリー こりゃまたずうずうしいねェ(笑)。あの子は人柄もステキでね、俺、大好きなんですよ。どうでした、会ってみた印象は?

 実はお互いスケジュールが合わなくて、別々に録ったんですよ。だから僕、結局、お会いしてないんです(笑)。

テリー ハハハ、いちいちオチをつけなくていいよ!

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