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記事全文を読む→稀勢の里フィーバーの裏で元横綱・曙「糖尿病悪化」でレスラー生命に赤信号
15年に「全日本プロレス」を退団後、「王道」を設立した曙(47)はいまだプロレスのリングで活動を続けている。だが、欠場を繰り返し、ファンを心配させているのも事実。表向きには「右足蜂窩織炎」の症状が公表されているが、実際はもっと重症を負っていると言われるのだ。
リングに仁王立ちする曙は、今も鬼気迫る迫力がある。格闘技・プロレスの世界に転向して13年──。
かつてのライバル貴乃花が相撲協会の役員だというのに、満身創痍の体にムチ打ってリングに立つ執念はすさまじいばかりである。
だが、いつの日からか、両脚の膝から下は黒いサポーターで全面を覆うようになった。そのサポーターを外した、生身の両脚を目撃したことのある関係者らは口々に言うのだ。
「両脚ともにドス黒く変色していて、まるで腐っているバナナのような色味なんです。実際、本当の症状は糖尿病の悪化だと聞きましたが、あの様子を見ると、両脚を失ってしまうのではと、あらぬ事態まで想像してしまいます」
曙は2月3日に「ゼロワン」のリングでタッグチャンピオンを奪取するなど、活躍は見せている。
ところが最近は、試合にこそ出ても、タッグマッチで顔見せ程度にリングに上がるや、タックルやヒップアタックなど、少ない動きを見せると、タッチ。ふんばらなければ仕掛けられない大技などを繰り出すことは避けているようなのだ。
糖尿病の悪化は、つい最近に始まったことではないという。相撲関係者が言う。
「曙は大相撲時代から、体がボロボロでしたよ。貴乃花に対する対抗心から、無理して取っていたんでしょうね。膝にメスを入れたものの、あの体でよく総合格闘技に転向したと思いましたよ。でも、師匠・東関さんとの確執から相撲界にはいたくなかった。それと健康問題です。北の湖理事長もそうでしたが、糖尿病を抱えながら、食事療法をせず、普通の生活をしている人が大相撲の世界には多い。曙もその一人でした」
格闘技の世界で生きていくには、資本となる体をケアし、維持し続けなければならない。
「曙といえば、12年に開店した自身のステーキハウスに顔を出しては無料でステーキとビールを大量に平らげることが有名でしたが、そんな生活もアダとなっているのでしょう」(スポーツ紙記者)
12年8月に大仁田厚と電流爆破戦を戦ったあと、緊急入院したこともあった。
「当初は急性肺炎と発表し、検査した結果、心不全とのことでした。一般的には爆破や火炎攻撃によるダメージでの入院と思われていましたが、実際のところは糖尿病の悪化だったようです」(プロレス興行関係者)
15年の大みそかには、ボブ・サップと12年ぶりの格闘技再戦を果たしたが、ふがいない結果に終わっている。
「消化不良の試合内容で、後頭部から大流血して途中でストップがかけられての判定負けでした。満足なファイトのできない曙にとって、サップへの勝利よりも出場して高額なギャラを手にすることが目的だったとも言われました」(格闘技関係者)
大相撲時代から曙は誇り高き男と呼ばれていた。初土俵から一度も負け越しと休場を経験せずに関脇まで昇進するという偉業を成し遂げ、横綱としても責任を全うした。ところが、今の曙の周囲からは不安材料ばかりが聞こえてくる。ファンとしては、プロレスなどできない体でリングに立ってほしくはないのだ。ここは、本人に会って、確かめてみなければなるまい。「王道」に取材を申し込んだが、曙の側近からメールが返ってきた。
〈膝が壊死寸前ということはないです。現在も普通にプロレスの試合を行ってます〉
心配ないというのだが、無理はしてほしくない。「稀勢の里フィーバー」で大相撲界が沸く中、元横綱の体調が気がかりなのである。
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