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記事全文を読む→ビートたけしの金言集「素足でタップを踏む先輩の頭をパシン!」
「北郷ちょっとこれ見ろよ。どうだ、なかなかカッコいいだろ?」
先日、某CM撮影でタップダンスを披露した殿は、まだ放送前の映像を収めたDVDを再生しては、“俺のタップダンスもまんざらでもないだろ”といった調子でアピールしてきたのです。確かに、カタカタと小気味よく音を鳴らしながら、軽やかにステップを踏む殿の姿はなんともカッコがよく、素直に“ステキ”と思いました。が、そこは一応“お笑い”を生業としているわたくしです。すかさず、「いいですね~。でもこれ、足元の映像はCGですよね」と軽くふざけると、
「そんなわけねーだろ。顔から下が全部CGだよ。って、バカ野郎!」
と、珍しくノリツッコミで対応してきた殿はさらに、
「まー実際のとこ、顔もCGで俺は何もやってねーけどな。内緒だぞ。って、バカ野郎!」
と、もう一発ノリツッコミをかぶせてきたのです。いつでもノッてくれる殿、最高です。
で、殿とそんなやりとりをした後、こちらの連載でもたびたび書いている、10年程前に殿と毎晩2時間、ドカドカとタップの稽古をしていた日々がふと蘇ってきました。そして、〈そういえば、あの話まだ書いてなかった〉と──。
その日、いつもどおりに夕方から、仕事終わりの殿と若手数名でタップの稽古をしていると、初参加となる、ある軍団の先輩が緊張の面持ちで稽古場へとやってきました。その先輩、経済的理由から、どうしてもタップシューズを初稽古までに購入することができず、少し困惑した顔でジャージに着替えると、周りの後輩がみな、靴底に鉄板の入ったタップシューズで、激しくドカドカとやっているのを尻目に、一人静かに、一番端の殿から最も見えにくい陣地で、なんと素足でドスドスと申し訳なさそうにタップを踏みだしたのです。
裸足で、なんとも居心地悪そうにステップを踏む先輩の姿はどこか物悲しく、わたくしはとっさに、〈これ、殿は気づかれなければいいな〉と、感じたのでした。が、そうはいかないのが人生です。トイレへ行くついでに、わたくしたちが集まってステップを踏んでいる陣地に近寄ってきた殿は、チラッとこちらに目をやると、すぐさま“おや?”といった顔つきに変わり、下を向いて黙々と素足でステップを踏む先輩にツカツカと後ろから近づくと、
「お前は稲踏みか!」
と、パシンと頭を叩き、まずは一番シンプルなツッコミを入れたのです。その瞬間、稽古場がドッと沸き、一気に“面白空気”が充満すると、もうそこから先は、
「タップを踏みに来て地団駄踏んでどうすんだ!」
「お前はカポエラか!」
と次々、“たけし的お見立て”を連発したのです。
そして、ひととおりツッコんだ後、さらっと、
「しょうがねーな。サイズが合うならこれやるよ」
自分が履いていたタップシューズを脱ぐと、手渡し、いや、“足渡し”されたのでした。
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◆プロフィール アル北郷(ある・きたごう) 95年、ビートたけしに弟子入り。08年、「アキレスと亀」にて「東スポ映画大賞新人賞」受賞。現在、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」ブレーンなど多方面で活躍中。本連載の単行本「たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録」も絶賛発売中!
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